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【かぎしっぽ的藝術】看畫,拿傳單

和訳:絵を観てチラシをもらう

私、かぎしっぽは展覧会に行くのが好きで、波はありますが中学生の頃から関西、関東の美術館へ訪れています。
正確に言えば幼稚園の頃から母に連れられて訪れていますが、1人で趣味として行き始めたのはその頃です。

よく覚えているのが、京セラ美術館で(当時は京都市美術館でしたね)中学生1枚で〜と学生証を見せたら受付の方が「ち、ち、ち、ちゅうがくせい!?」とのけぞって驚かれたことです。

昔から年齢を5、6歳増しにみられていましたが、そんなにびっくりしてくれて謎に嬉しかったです笑 本当に謎です笑

それで、宣伝チラシを当時から集めておりまして。
今はこんなにたくさん集まりました。

行きたかったのに行けなかったのとかも入ってるけど。

読書好きや映画好きの方は共感していただけると思いますが、美術館に行くと他の展覧会の宣伝チラシも置いてあるんですよ。
芋蔓式に観に行きたいところがたくさんできちゃう。

今回はチラシで思い出を振り返ろうかなと。

まずはこれ。トルコ至宝展@京都国立近代美術館

煌びやかな展示で人がたくさんいました。
割と多くの人が覚えている印象。

私は世界史専攻だったこともあり、当時は周りの子も結構行っていましたね。

最も印象的だったのは、オスマン帝国の皇帝に日本から贈られた机です。

日本の机がトルコで使われていたとは、、
トルコやイランには詩を愛する文化があると聞きます。友人にイラン出身の方がいるのですが、とても感受性豊かです。

そんな国で日本の机が使われていたのか、、と空想に耽りました。

はい、次!
クリスチャン・ボルタンスキー:lifetime @国立国際美術館

現代アート苦手なのですが、これだけはダントツで好きで。(正確にいうと京都で何年か前にあったパラソフィアの時の人たちも好き。)

死をテーマとしていて、世界中の人々の心臓の鼓動を保存して作品にしています。

ちなみに2008年から直島にて「心臓音のアーカイブ」というプロジェクトをされています。

残念ながらご本人は2021年にお亡くなりになりました。ご存命のうちに作品を観れてよかったです。

来年は瀬戸内国際芸術祭もありますし、皆様訪れてみてはいかがでしょうか。

https://www.nmao.go.jp/events/event/lifetime/


お次は、、大好きな泉屋博古館で!
中国文房具と煎茶:清風にふかれて@泉屋博古館

ここはせっかちなわたしにはとても良い展示のバランスでですね、、日本や中国に関する企画展が一室、青銅器を置いている常設展が四室あるので、さーっと観れるんです。

この時は、清代の知識人たちが愉しんだ文房四宝を特集していました。

知識人の夢は、気の合う仲間と山奥に遁世して書を認めたりお茶を飲んだりする、、らしいですよ。優雅でとても素敵。

なんか違うのも入ってるけど。

料紙の企画展もありましたね。

料紙とは書を書く際に後ろに貼り付ける紙なのですが、これがまた奥深くて。

光に当たったらキラキラ光るのとか、色々あるんですね。(もう記憶が曖昧、、)

視点を変えることの大切さを学びました。

そして、!

鴟鴞尊のレプリカ。虎卣も持ってます。

私の大好きな青銅器の常設展。
残念ながら今は改修工事中、、

一室には銅鐘があるのですが、歴史の教科書で見るよりずーっと豊富にあります。12個セットの可愛いのとか、でっかいのとか、、

二室、三室には動物や架空の生き物をモチーフにした青銅器があります。これがとってもかわいい、、!

鴟鴞尊(しきょうそん)殷後期(前13〜12世紀)泉屋博古館蔵
虎卣(こゆう)殷後期(前11世紀)泉屋博古館蔵
金銀錯獣形尊(きんぎんさくじゅうけいそん)北宋(10〜12世紀)泉屋博古館蔵

ね、かわいいでしょう??(圧)

そして最後の四室には(正確には牛さんも四室。)卑弥呼以前の時代から盛唐か宋(確かな記憶がなく、、)までの銅鏡が展示されています。

モチーフが移り変わるのはもちろん、私たちが知っている銅鏡がさらにパワーアップしてるのも見どころです!

唐代に入ると装飾もゴージャスになっていて、どれか一つあげるよ、と言われたらどれにしよう〜なんてしょうもない妄想をしてしまいます笑

泉屋博古館は分館が東京にあるので、東京の方はぜひ訪れてみてください^ ^

思ったよりたくさん書いちゃったので、今日はここまで。


#私のコレクション 、ずっと書いてみたいなだと思っていたんですよね。

というのも私、何かのコレクターやオタクにずーっと憧れていて、でもできなかったんですよね。

しかし最近なぜか色々と集められるようになりました。念願のコレクターデビュー!なぜでしょうね。歳ですかね。リスのようにいろんなものを集めています。

#私のコレクション 、いくつか書いてみたいと思います。

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