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おんなであること。歓び・苦しみをことばにすること。

詩「さみしいからだ」・「夜烏」をエブリスタにアップしました。

どちらも、テーマは女性のからだとこころです。

私は以前、身体的な痛みを原動力に、身体的な事を書くのが私の詩だと思っていました。

ただ、自分の体がどんどん変化して、30代に近づくにつれ、ようやく客観視できるようになったというか……。

以前は「私はなぜ女に生まれなければならなかったのか」という怒りに似た疑問から詩を作っていました。その頃は「自分のきれいを一度でいいから愛する人と分かち合いたい」というのが未消化だったんですね。

今はもう、メイクする・おしゃれする歓びとか、自分をどう魅せるかにおいて、「きれい」と言われることにすごく抵抗がなくなって、ただただ単純にうれしかったんです。

だからこそ、自分がいま「若さ」という特権を得ているうちに、自分の「きれい」を保存しておこうと思いました。

一番身近な話題でいえば、メイクアップの研究。日々仕事で忙しくて、マスクの日々でとても……と思っていたんですが、メイクするとテンションがあがってパソコンにしゃきっと向かえるようになりました。(家族以外の誰が見てくれるわけでもないんですが……たはは~)

自分の「きれい」は自分のうちだけに保管しておこうと思って、一応フルメイクをした日はなるべく自撮りしています。その日の体調なんかもすぐにわかります。そういう意味で、健康のバロメーターとして使うのもいいのかもしれません。

そうそう、最近見た夢で、30代の未来の私とカフェでおしゃべりするものを見ました。面白かったなあ。子育て真っ盛りの私は、自分に手をかけられなくなってくるから、今のうちにメイクしておしゃれして、スキンケアやヘアケアを大事にしなさい! と一喝して消えました。あの夢なんだったんだろう……。まあ、30代は30代になってみないとわからないと思いますが、一応今は毎日セルフパックをしています。

以前は思えなかった、自分の「若さ」を保存しておこうという考え方。リアルの私はどんどん変わっていくけれど、それでも魂はどんどん成長している。新しくなっていく。外見上では齢ごとの美しさがあるけれど、そのうちの「若さ」は自然には手に入らないもの。

だからこそ、自分の今を大事にしようと、思ったよ。

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