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【エッセイ】みんなで一緒にいることだけが支えになること

こんにちは。長尾早苗です。

ここのところ人事異動やアルバイトさんの卒業など、

リアルで、オフラインで会っていたみなさんが変わることになり……

正直、環境についてとても不安な気持ちでいっぱいのなか、仕事をしていました。

わたしがいるコワーキングスペースは、会員もアルバイトさんも男性が今のところ多くて、

仲良くしている会員さんも、アルバイトさんも女性の方は次々と卒業していったり、他の道を探しています。

アルバイトスタッフのみなさんとは仲良くしていたし、一緒の場所にいることだけで励みになっていました。

若い男の子たちはみんな働き続けられるし、頼もしいし、カウンタースタッフとしてとても優秀です。

わたしが彼らの年齢くらいの時(彼らより上です)図書館カウンターパートスタッフだったころ、例えば日曜シフトに入ったら月曜シフト連勤なんてとてもじゃないけど無理でした。

フリーランス・業務委託の女の子たちも、それぞれにそれぞれ抱えていることも知っていて、話せる相手としてわたしもいたことがありがたかったです。

まだ若いけど、若そうな女性って話しかけやすかったのかな、うれしく思っています。

4月末で職員として働いていた子が他に異動することになり、

彼女と一緒に作ってきたものがとても大きかったんです。

新しく交代して入ってくる子もとても仕事ができそうです。

それでも今は、わたしの文章を読んでくれていて、好きだと言ってくれる働く女性たちに救われていました。

お仕事もわたしと一緒にできる彼女たちを尊敬と感謝の気持ちでいっぱいになりながら、彼女たちの決意を踏まえて、気持ちよく昨日、送り出しました。

彼女たちとはもう会えなくなるわけではないです。わたしの今いる家からもご近所なので、連絡先を交換したり、SNSで連絡したり、また来てくれることもあります。

もう今の固定された場所で会えなくなるのはとてもさみしいけれど、一緒に作ってきた大きな安心する「場所」の存在は忘れたくありません。

今は家で仕事をする機会の方が多いけれど、「場所」についてもう一度、わたしを支えてくれた女性たちを思い出しながら、不安と闘っていた日々におつかれさまを言いたいです。

まだしばらく、その場所にはい続けるつもりです。
新しく出会えた人々や、これから出会う人々もまだまだ知りたいことはあります。

今日は夕食に何を食べようかな。一人の部屋の中で、ぼんやり考えています。

Tシャツ日和ですね。寒くなったり暑くなったりいそがしいですが、どうぞ気を付けてくださいませ。

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