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台湾ランタンフェスティバル in 高雄

前回の記事では平渓ランタンフェスティバルについて調べてみた。
今回は台湾ランタンフェスティバルについて書いてみる。
2022年、今年の台湾ランタンフェスティバルは高雄で開催されるとのこと。こちらも実際に行ける時のために下調べをしてみようと思う。

元宵節にランタンを放ち、祈りを捧げる

平渓ランタンフェスティバルと同様に、旧暦正月15日の元宵節にランタンを放ち、新年の願いと家内安全を祈願するという目的は同じだ。
台湾ランタンフェスティバルには、台湾の伝統行事であった天燈祭を国際的なイベントへと押し上げ、イベントを通じてランタン制作技術を伝承をするという目的もあるとのこと。アート的な側面が大きい。
1990年に台北で第一回目が開催され、2001年からは評定された会場で行われるようになり、県庁や市役所が合同で主催するようになったという。
毎年会場が変わり、町や市を挙げてのイベント。イベント自体がかなり大規模であるようだ。
公式サイトもかなりオシャレで凝ったものになっている。

台湾ランタンフェスティバル2022の会場

2022年の会場は台湾の南、高雄の衛武営と愛河湾。
どちらの会場もランタンフェスティバルのために大規模開発が行われたことが覗える。

衛武営はかつて軍事の要地であり、壁に囲まれ、人々は立ち入りできない場所であった。
そんな衛武営は現在生まれ変わろうとしている。壁は取り払われ、セントラルパークや芸術センターが建設され、市民の憩いの場となった。
ランタンフェスティバルも開催され、かつての軍事的な雰囲気は払拭されたという。
街の歴史的な面も考えると興味深い会場選定となっていると思う。

もう一つの会場、愛河湾は、高雄の有名な観光スポットの一つ。
近年では亜洲新湾区 5G AIoTイノベーション園区プロジェクトというテクノロジープロジェクトが始動され、未来へ向けた政策が実施されているという。
港の古い倉庫はリノベーションされ、アートなスポットとなっているそう。
この記事のトップに載せた写真は愛河で撮ったものだ。何年も前だったので未だ近未来的なプロジェクトは無かったのではないかと思うが、愛河の水面に映る光はとても綺麗だった。
愛河に映るランタンの光はそれはそれは綺麗なものなのだろう。行きたかった・・・。

50を超えるランタンアートの数々

広い会場に多数のランタン作品。現地では迷いそうだが、公式サイトに分かりやすいガイドマップがあった。こういうものは助かる。

https://tw-light.tw/assets/img/content/brochure-weiwuying.jpg

https://tw-light.tw/assets/img/content/brochure-weiwuying.jpg

ランタン以外のアート・パフォーマンスも楽しめる

もちろん、ランタンだけではなく、芝居・ダンス・音楽など数々のアート・パフォーマンスイベントも予定されている。
ランタンフェスティバルはランタンを打ち上げるだけではないということは、平渓ランタンフェスティバルを調べた際に学んだ。市や街を挙げてのお祭りであるのが良いところ。行ってみたい気持ちが増した。

インスタライブでのオンライン配信も

明日、2月15日にインスタライブで高雄のランタンフェスティバルの様子を配信予定のアカウントもあるようだ。
海外旅行に行けない、このご時世、映像だけでも感動すると思う。楽しみにしている。

2023年の台湾ランタンフェスティバルは何処で開催されるのだろう。
いつか現地で体験してみたいな。

参考:2022台湾ランタンフェスティバル公式サイト
2022台湾ランタンフェスティバルin高雄 (tw-light.tw)