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平渓ランタンフェスティバル

春節の到来、それは平渓天燈節、ランタンフェスティバルの季節の到来。
今年はインスタライブでシェアされるという情報を聞きつけて、2月12日19時~のライブ配信に参加。
コロナ禍で海外旅行に行けない今、ちょっとした海外旅行気分が味わえる良いサービスだと思う。
画面越しだが、リアルタイムで見ているということも相まって、ランタンの灯りが夜空に一斉に上がっていく様子は感動的だった。

平渓天燈節をいつかは現地で体験してみたい!ということで平溪天燈節について調べてみることにした。

平渓天燈節、平渓ランタンフェスティバルとは

ランタンは孔明灯とも呼ばれ、その起源は三国志の時代、諸葛亮まで遡る。
元々は日本でいう"のろし"のような使われ方をしていたというが、人々が天に願いを捧げるためにランタンを上げるという風習に変わっていった。
旧暦正月15日の元宵節にランタンを放ち、新年の願いと家内安全を祈願する風習が台湾では100年以上も続いており、1999年からは平渓天燈節・平渓ランタンフェスティバルとして国際的に著名なイベントへと発展した。

平渓ランタンフェスティバルの会場

実際に訪れることを考えると気になる会場の情報。
2022年の会場は、2月12日が平渓会場、2月15日が十分会場と、2つに分かれていた。
平渓では平渓国民中学校、十分では十分天燈広場が会場となっている。

当日は車両の交通規制も入るようだ。会場へのシャトルバスもあるようだが、かなりの混雑が予想されるだろう。
訪れる際には事前に当日の交通情報をチェックしておいた方が良さそうだ。

ランタン打ち上げだけではないボリュームたっぷりのイベント

調べていて驚いたのが、フェスティバル中のランタン打ち上げは1度だけではないということ。それだけ多くの人が参加できるということでもある。
ランタンの打ち上げは第8打ち上げまであり、打ち上げと打ち上げの間には地元パフォーマーによるショーが行われる。
てっきり一斉にランタンを打ち上げて終了、かと思っていたが、ランタンだけではなくパフォーマンスを楽しめるのは興味深い。

また、この時期、平渓老街や十分の街ではランタンをイメージしたイルミネーションが設置されているとのこと。
昼の平渓老街や十分の街もノスタルジックで趣深くオススメだが、夜のイルミネーションを見ながら街を巡るのも楽しそうだ。

台湾ランタンフェスティバル

台湾には、平渓天燈節、平渓ランタンフェスティバル以外にも「台湾ランタンフェスティバル」というイベントも開催されているようだ。
こちらも30年程の歴史があるイベントで今年2月15日の高雄会場での様子をインスタライブで配信するアカウントもいくつかあるようだ。
次は台湾ランタンフェスティバルについても下調べしてみようと思う。

参考:2022新北市平渓天燈節 公式サイト
https://2022skylantern.com/