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商店の間を走るローカル線 - 台北近郊の旅

台鉄・平渓線の十分駅。老街が線路の真横に広がっていて、列車がぶつかりそうでぶつからないギリギリのラインを走る。

電車が来ない間、観光客は線路の上を行き来し、線路の上で天燈を上げたりしている。
遠くから電車の音が聞こえてくると、線路から降りるようにと一気に騒がしくなり、皆一斉に商店の方に寄る。
おそらく、「電車が来るぞ、下がれー」みたいなことを大声で言っているのだろう。こういうところに台湾人の人の良い感じが感じられる。

十分駅は山や川に囲まれ、空には観光客が上げた天燈が飛んでいる。
この天燈をあげてみたくて十分を訪れたが、天燈以外にも老街や自然、平渓線の線路を歩けるなど、見所が多くある町だった。
50元のスイカジュースで喉を潤しながら散策。気持ちが良かった。