弱さをそれぞれ抱えながら
ドラえもんを小学生の頃ずっと見ていました。
のび太は勉強も苦手、運動もそんなに得意じゃない。
いつもジャイアンやスネオに意地悪されたりして泣きながら家に帰ってドラえもんに話を聞いてもらう。
このワンパターンだったけれどお話の最後までちゃんと見ていました。
どこでもドア
空を飛べるたけコプター
スモールライト
たくさん異次元ポケットからいろんな道具が出てきて、子どもながらにその道具を使えるのび太が羨ましかったですね。
それにドラえもんという存在がいつもそばにいて、話を聞いてくれる。
時には助けてくれる頼もしい存在。
子どもの時にはあまり深く考えなかったけれど、大人になってから漫画やアニメを見たときにどうしてあの頃の私がドラえもんにくぎ付けだったのか今ならわかる気がします。
のび太はいつもジャイアンやスネオに意地悪をされますが、その仕返しが必ず成功するとは限らなくて、結局最後はドジって失敗…なんてこともあります。
物語の主人公なのにいつもくよくよしているし、泣いたり怒ったりしている。
でも、なぜかそういった部分が嫌いになれない。
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おとなになるのび太たちへ
そうか、私はのび太と同じように感じたから共感できたのか。
私はのび太という存在と自分をいつの間にか重ねていたのかもしれない。
もしくは、心のどこかで自分の弱さを見せたくなくて、必死だったのかもしれない。
人にはそれぞれ弱さを抱えながら生きているんだということを再確認できました。
この本は試し読みもできますので、ご興味ありましたらぜひ読んでみてください。
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