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照明に気を遣っていない/モラハラ問題 ~文化系男子のための恋愛入門⑥

※この記事は文化系のためのオンラインマッチングサービス「猫Match!」の『「モテたいわけではないのだが」文化系男子のための恋愛入門/読書会&トーク』
より、トイアンナさんトークショーパートの一部を書き起こしたものです。

その⑤はこちらより

語り手:トイアンナ(作家/恋愛・就活ライター)
聞き手:あじさい(文化系恋愛アドバイザー/猫Matchマネージャー)


■みなさんが、照明に気を使ってない


ここまでちょっとコンセプトっぽい、思考法みたいな話ばっかりしちゃったんで、最後にめちゃくちゃ小手先の話してもいいですか?

――お願いします!

今またコロナが増えてきましたと、で東京なんかは毎日何万人かも出ている状況で、またデートしづらくなってきましたよね。で、またそこで復活してくるのがオンラインのこういう会だったりとかオンラインデートだったりするんですけど、びびるぐらいみなさん、あの今日のみなさんに対しても、一般的なみなさんが、照明に気を使ってないんですよ。

――ふむふむ。

私の今日の顔なんて照明九十五割ですからね。九割五分とかじゃなく九十五割照明でできてるんで。で、どうやってるのかって話をさせていただこうと思うんですけど。
人間の顔って、自分に対して斜め前から光が当たるときれいに見えるんですね。理想は斜めの両前から、自分の前でクロスする形で光が当たると一番きれいに見えます。なので、ホームセンターとかアマゾンの安いやつで全然かまわないので、照明を2つ、自分のPCまわり、デスク周り、タブレットまわりにあててもらって、自分にクロスするように当たるように設計するだけです。

――自分の目の前でクロスするくらいの感覚ですか?

はい、そんな感じです。これだけできれいに見えます。
逆に自分の真上に照明があると、その光で自分の顔がテカっちゃうんですよね。だからなんなら、部屋の光を抑えちゃって、あるいは消してもいいので、自分に当てる照明だけ残してもいいくらいです。

■Zoomは眉毛やチークを書ける


あと知らない人がけっこういるので、これ男性も結構使えるんですけど、Zoomは眉毛やチークを書けます。で、自分で好きな眉毛とか自分の好きなひげとかチークとか設定できます。メイクする必要もないんです。ちなみに私のまゆげも偽物です。
(トイアンナさん、手のひらを顔の前にさしだすとそこに眉毛が写る)

――映ってますね(笑)

で、なので、ノーメイクで参加できるっていうのは、男性も眉毛大事ですよ。男性は眉毛が整っただけでめちゃくちゃかっこよく見えますからね。
ビデオのボタンのところで、ビデオフィルターのとこに行って、スタジオ効果っていうのを選んでもらうと、そこで自分のメイクを設定できるので、いま一瞬だけ髭つけますね(トイアンナさんに髭が付く)……こういうのができるので、男性も女性も自分のことをきれいに見せるのはオンラインではより簡単です。

参考画像


で、男性ではメイクはまだちょっと抵抗ある人もいると思うんですけど、これで肌をきれいに見せたり眉毛をきりっとみせるくらいだったらいいじゃないですか。なのでぜひ、空き時間にZoomで遊んでみて、オンラインの会やオンラインデートに備えていただきたいと思っています。

――すごく使えるテクニックをありがとうございます。

あとアングルですね。実は私、正面に見せかけて、このへん(画面の上のほうを指す)にカメラがあります。スマホでも同じように、要は、ちょっと上で、自分に対して少し斜め、自分をまっすぐ投射するんじゃなくて、自分に対してちょっと斜めって状態で投射すると一番きれいに見えます。なので、もし今みなさんカメラの位置見ていただいて、自分より下にあった場合、言語道断です(笑)で、自分より上にまず置いていただいて、さらに自分に対しては斜めで当たるように、設計してみていただたくと、驚くほど素敵に映るので、男女ともに試していただきたいなと思います。

■リングライトの使い方


――あの、リングライトってあるじゃないですか。結構女性の方はよく使われてて、男性もとりあえず買ってみたりはするんですけど、正面に置くと意外と眩しすぎて眠らせてる人もけっこういると思うんですけど、リングライトの一台だけでももし当てるとしたら、どういう風に当てるのがいいですか?

それはですね。さっきの、片方だけでもいいんです。クロスしなくても。真正面からだとテカるんですよね。斜めにおいていただくと、自然な光できれいに見えるんです。

――単純に眩しいですよね。真正面に置くと。

うわってなりますよね。相手の顔が見えない。なのでぜひ、照明とカメラにこだわっていただくだけで、オンラインはむしろ加工し放題。オンラインデートのほうが楽って思うかもしれません。
最後小手先のテクニックですみませんでした。ここいらで一回クローズしたいと思います。

めちゃくちゃ実用的でした!ありがとうございました。

■本編はここまで、ここからは質疑応答コーナーです


――ではここからはみなさんにトーク中にチャットでいただいた質問にお答えしていきますね。

いつも他人から見て間違った人と付き合ってる人っていませんか?
しかも本人もそれで苦しんでいるという。トイアンナさんもtwitterでモラハラ彼氏を好きになってしまって困っているとおっしゃっていた気がしますが、これはなぜなんでしょうか?何か法則でもあるんでしょうか?」

えーっと(笑)女性でモラハラ男性が好きになりやすいって人は、私は自分より優秀な人が好きって思ってる人に多いです。自分が尊敬できる人が好きとかいう人にも多いです。で、その尊敬の条件っていうのが自分より頭の回転が早いことであったり、社会的に有能であることみたいのに偏っている、と。要は競争心がある人。勝ちたいと思っている人に惹かれやすくなる。そうするとモラハラ率が上がっちゃうという傾向にあると思いますね。

――それはハラスメントをされることによって相手が自分より格上だと誤認するっていうのとはまた違うんですか?

あ、それもあると思います。なので、付き合う前から例えば、軽くいじるような言動が相手に見られると思うんですけど、それを、この人私より優秀だから私をいじっているんだって誤認しちゃうんですよね脳が。そういう傾向があるかなと思います。

――逆にちょっとずれますけど、こっちがいじって異常に怒る人とかもそれはそれで危険信号ですよね。

そうですね。まったくいじれない人って危険かなって思います。よっぽど地雷を踏んだならあれですけど。
で、男性でもモラハラ女性に引っかかる人っていうのもいて。こういうタイプは2パターンに分かれますかね。一つは「本当に顔しか見ていない」パターン。しかも本人は面食いというか顔の好みが偏っていることに気付いてないパターン。もう一つは尊敬できる女性が好きっていう表現……(女性の場合と)同じですね。で、弁のたつ女性が好きだったりとか、いわゆるいいところにお勤めの女性が好きだったりする。てなると、それはケンカになった時ロジックで言いくるめられる率が上がるんですけど、なんかそれを「尊敬」にすげかえる自分の人権とか大事なものを侵害されてても、それより尊敬をとってしまうって傾向があると思います。


<その⑦(最終回)へ続きます!>


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