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読書メモ:大石哲之『コンサル1年目が学ぶこと』

できているかは別として、知っていることは多かったので大きく割愛する。


目次

  • 第1章 コンサル流話す技術

    • 結論から話す 

    • Talk Straight 端的に話す 

    • 数字というロジックで語る 

    • 感情より論理を優先させる 

    • 相手に理解してもらえるように話す 

    • 相手のフォーマットに合わせる 

    • 相手の期待値を把握する 

    • 上司の期待値を超える

  • 第2章 コンサル流思考術

    • 「考え方を考える」という考え方 

    • ロジックツリーを使いこなす 

    • 雲雨傘 提案の基本 

    • 仮説思考 

    • 常に自分の意見をもって情報にあたる 

    • 本質を追及する思考

  • 第3章 コンサル流デスクワーク術

    • 文書作成の基本、議事録書きをマスターする 

    • 最強パワポ資料作成術 

    • エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負 

    • 最終成果物から逆算して、作業プランをつくる 

    • コンサル流検索式読書術 

    • 仕事の速さを2倍速3倍速にする重点思考 

    • プロジェクト管理ツール、課題管理表

  • 第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド

    • ヴァリューを出す 喋らないなら会議に出るな 

    • 「時間はお金」と認識する 

    • スピードと質を両立する 

    • コミットメント力を学ぶ 

    • 師匠を見つける 

    • フォロワーシップを発揮する 

    • プロフェッショナルのチームワーク

手段の段階で合意を取る

新人の頃に重要かつ、忘れそうだなぁと思ったので。
アプローチから考える、まず取り掛かろうとしない、は重要なこととして認識しているが、その時点できちんと確認を取りに行くのは意外とできないかもしれない。作業の序盤の序盤だから。しかし、北に向かうはずが、自分だけ北東に進んでいたら、最初は1mの差でもそのうち母船が見えない距離に来てしまう。新人のうちは恥ずかしがらずにやった方が良いのだろう。入社説明会で1-3年目にしがちな失敗として、「方向性がずれてしまう」があったのを思い出した。

Quick and Dirty

Dirtyが完璧主義者には難しい。60%でまず出して、徐々に90%にすれば良い。90%できるまで待ってては遅い、という話。
これはただ汚くて良いという話ではなく、おそらく、どこが本質かを見極め、守るべき最低ラインをうまく決められるかという話だと思う。60%に何を含むか。少なくともフォントに凝ること、とかではないのはわかるが、何を死守すべきかは最初に考えるようにしたい。

フォロワーシップは、部下としてのリーダーシップ

要はハイハイ人形にならず、主体性を持ってリーダーについていけ、という話。そういう人が1人いるかいないかでは、リーダーも働きやすさが違うよね〜というのは学生団体でも感じる。

感想雑記

上に書かなかったけれど、一番不安になったのはパワポとエクセルを使いこなせない恐怖でした。商売道具なのでちゃんとその場その場で叩き込んでいく必要がありそう。こういう時に、学生団体同期Kの「不便だな、困ったなって時に改善する気持ちがあれば、コード書けなくても大丈夫」という発言。面倒くさがらず、きちんと必要な時に勉強できるかは技術以外にも敷衍できる教訓だろう。

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