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自分はギャンブル依存症?どうやってわかるの?

ギャンブル依存症は「病気」なの?


結論から言うと、ギャンブル依存症はWHOも認めている「病気」です。
ではその「病気」にり患していることはどうやってわかるのでしょうか?

前回の記事で どうやら私はギャンブル依存症になったらしい・・・ということを書きました。
なったらしい・・・ってはっきりしない言い方ですよね。

これには理由があって
医者から「あなたはギャンブル依存症という病気です。」と言われたわけではないからです。

普通、病気っていうと病院で検査して「インフルエンザ陽性です。」
「コロナ陽性です。」って言われますよね。
ウイルスに感染しているか否か、炎症が起きているか否か等ではっきりわかるものです。

でもギャンブル依存症って血液検査とかCTを撮るとか、そういう客観的なデータで示されるわけではないんです。

ギャンブル依存症はうつ病などのように「精神的な病、心の病」に分類されるそうです。

ギャンブル依存症にどうやって気が付いたのか?


私の場合は「ギャンブル依存症問題を考える会」の相談窓口に電話して現状を話したら「恐らくあなたはギャンブル依存症ですね。」と言われました。(相談窓口の方は医療関係者ではなかったです)

この電話でGAという「自助グループ」を紹介してもらい参加することに。
初参加の日にまず、20の質問に答えてみてねと言われます。
これは20個の質問のうち、7個以上当てはまったら強迫的ギャンブル依存症の可能性が高い、というものです。

  • 借金を払うためのお金を工面するためや、お金に困っているときに何とかしようとしてギャンブルをすることがありましたか?

  • 負けた後で、すぐにまたやって、負けを取り戻さなければと思うことがありましたか?

  • 一文無しになるまでギャンブルをすることがよくありましたか?

  • ギャンブルの資金を作るために借金をすることがありましたか?

  • 悩みやトラブルから逃げようとしてギャンブルをすることがありましたか?

  • ギャンブルのために不眠になることがありましたか?

  • ギャンブルが原因で自殺しようと考えることがありました

こんな感じの質問が20個あって、そのうち該当するものが何個あるかを答えるテストです。
(やってみたい方は 「ギャンブル依存症 質問」 などで検索してみてください)

で、これ実際にやってみたら何と15個該当!
うーん、これはギャンブル依存症に間違いないんだよね、とそこで再認識。
ミーティングで自己紹介するときにこの15個という数を言ったらかなり驚かれました。
どうやら他の人たちは7個あるかないか、というところで粘るみたいです。
7個・・・かな?いや、6個だ。6個だから自分はギャンブル依存症じゃないはず!と葛藤することが多いのだとか。
私のように15個もあったら迷いようがないんですよね(笑)。

ギャンブル依存症は「否認の病気」


自分がギャンブル依存症だ、って認められない人が多いというのもこの病気の特徴らしいです。
ギャンブル依存症は「否認の病気」とも呼ばれ、本人が置かれている状況や問題を認めることができなくなることがあるのだとか。

つまり、自分ではなかなか気が付かないうちに病気になっているということ。

  • 俺はギャンブルを楽しんでるだけだよ

  • これだけやったら帰るから

  • お金は管理してるから大丈夫

  • これは投資だよ投資。ギャンブルじゃないよ

みんな最初はこう言うんです。ここから段々エスカレートしていくんです。

家族や周囲の人が どうも様子がおかしい・・・、と思って家族会や病院に相談することで発覚するというケースが多いようですね。

  • 最近夫がパチンコに入り浸っているようだ。

  • ある日突然、借金返済の督促状が届いた。

  • 私の財布からお金を抜き取っているようだ。

などが良くある発覚ケースですね。

周囲の人が気が付くころには、かなり進行しているようです。

(でも、家族会や病院に連れて行かれてもなかなか自分が病気だとは
認められない人が多いんですよね)


私の場合はFXを始めてから9年経ってやっと気が付きました。
いきなり借金まみれになるわけではなく、少しずつ掛け金が増え、段々とFXをやる頻度・時間が増えていき、やがてFX中心の生活になっていった。
この少しずつ、というのがなかなか本人も周囲も症状に気が付かない要因なんだと思います。

次の記事では
ギャンブル依存症ってどんな症状が出るの?
ということを勉強して書いてみます。













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