見出し画像

アイドルが口パクかどうかなんてどうでもいい

もうこのnoteでは何度も言ってきたが、僕はアイドルに対して否定的な人間だった。


アイドルなんて音楽じゃない。正統派ロックこそが音楽。


というのが信条だった。

そんな僕が、乃木坂46をきっかけに坂道グループにどハマりした話は下記の記事で書いているので暇な時に読んでみてね。

さて、かつての僕がここまでアイドルに否定的だったのは何故か。
これにはある理由がある。



僕はアイドルの口パクが許せなかったのだ。



当時の僕は、

アイドル=口パク

というイメージを持っていて、音楽番組などで生歌で歌わないアイドルを見ては「口パクなんて生歌で歌っているアーティストに対して失礼だ!」と怒っていた。「どのツラ下げてMステ出てんねん!」とも思っていた。

ちょっと可愛いだけでアーティスト気取りやがって。くそ。


といった具合で、正統派なロックが好きだった僕はアイドルに対してゴリゴリに尖っていた。今考えると尖りすぎだろってくらい尖っていたと思う。


そんな僕がひょんなことでアイドルの沼にハマってしまった訳だが、アイドルにハマって以降、この尖った考え方は綺麗に消え去ってしまった。




アイドルが口パクかどうかなんてどうでもいいことに気づいたのだ。



アイドルが口パクかどうかなんてどうでもいい

アイドルにハマる前、ゴリゴリのロックが好きだった当時の僕は、音楽番組に出てくるアイドルたちを他の出演者たちと同じ目線で見ていた。

生歌で歌って、楽器を演奏するいわゆるアーティストと呼ばれるような人たちと同列で見ると、どうしても口パクでただ踊っているだけのアイドルたちを腹立たしく感じてしまったのだ。


多分、アイドルにハマっていなかったら今でもそう考えていたと思う。


ところがアイドルにどっぷりハマってからは、アイドルが歌番組で生で歌っているかどうかなんてどうでもいいんだなと思うようになった。




アイドルオタクはアイドルの生歌が聞きたいんじゃない。




アイドルが見られればそれでいいのだ。



昔の尖った僕はどこへやら。でも結局はこういうことだ。
オタクは、歌番組で元気に踊っている推しメンが見られればもうそれだけで十分なのだ。実に単純な生き物である。



口パク?



そんなことはまじでどうでもいい話だ。


そもそもアイドルは何故口パクをするのか

記事冒頭から「アイドルは口パク」だと連呼している。
断っておくが、僕はアイドルがちゃんと生歌で歌っているのも知っている。

乃木坂だって欅坂だって日向坂だってライブではちゃんと歌っているし、高い歌唱力を持ったメンバーがたくさんいるのも知っている。

ここでいう口パクとは、主に音楽番組などに出演した際のアイドルの口パクを指すことを前提としておきたい。

なので「は?乃木坂はちゃんと生歌で歌ってるしwwwにわか乙www」とか思わないでほしい。ちゃんと分かってるから。




そもそもアイドルは何故口パクをするのだろう?
実はこれには割とどうしようもない理由があったりする。



理由①番組の技術的な問題

アイドルが口パクをする理由。
これには番組側の技術的な問題があるらしい。

というのも、複数人が出演する音楽番組などは予算の都合上まともな音響設備を持っていないことが多いのだとか。

例えばミュージックステーションなんかは、演奏すらアテフリなことも多いらしい。
生放送で複数のアーティストの音響設備をセッティングするだけの予算も時間も無いので、手っ取り早く音源を流して口パクをする訳だ。


理由②法律上の問題

日本には「電波法」という法律がある。

これは、同一空間におけるワイヤレスマイクの使用数を制限する法律だ。

日本では、同じ空間で使えるワイヤレスマイクの数が法律で明確に定められている。なんでこんな法律があるのかは調べたけどよく分からなかったので省略する。

つまり乃木坂・欅坂・日向坂が出演する音楽番組で、全メンバーにマイクを持たせて全員に生歌で歌わせたら法律違反になる可能性がでてくる訳だ。




法律まで出されたらアイドルグループが音楽番組で口パクをするのはどうしようもない気もしてくる。

アイドルファン側も、別にアイドルが口パクかどうかなんてどうでもいと思っているので、なんとなく折り合いはついてる気がする。


結論、アイドルファンはアイドルの姿が見られればそれでいいのだ。

画像1


僕はこのnoteとは別にブログも運営しています。
ブログでは坂道ファンにとって有益な情報を発信していますのでよろしければそちらの方も読んで見てくださいね。

それでは。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?