ベッドを解体しながら親のエゴを感じた1日の日記

どうもこんにちは。家の一室を読書部屋にしようと思ったけど、日が入らないのでめちゃめちゃ寒くて断念しました、ホローです。
今日は自宅の一室に備え付けられていたロフトベッドを解体しました。前の住人の手作りで、娘さんのために作られたそうです。尊いですね。

で、僕はそれを解体してたわけですが、皆さんベッドに使われているネジの数ってどれくらいかわかりますか?いきなりですいません。
僕は専門家じゃないので全然知らないのですが100本くらいかななんてことを思っていました。 ただ、実際に使われていたのは僕の想像を軽く超える量でした。300本はゆうに超得ていたと思います。
間違いなくこのロフトベッドは壊れない。木材と木材を繋ぐネジ、それが幾層にも違いと違いを結ぶ線となり、僕の目の前にあるのはベッドというよりかはコの字型をした巨大な木材・・・。何だったらボンド付けとかもされていたので、もうどうすることもできない箇所も何箇所かありました。

とにかく僕はインパクトドライバーでネジを300本ほど外し、どうにかこうにかフローリングに傷をつけまくりながら解体しました。はー疲れた。どんだけ丈夫に作ったら気が済むねん。プロはネジを300本を使わないはず・・・だよね?


そんなことを思いながら素人仕事とプロの仕事の違いについて少し考えてみました。今回のケースでいくと

・素人仕事は死ぬほど丈夫に作られている。
・プロの仕事はシンプルに効率的に作られている。

このようになります(プロ仕事は想像ですが。)。このロフトベッドは前所有者が「自分の作ったベッドで事故などがないよう、子供に絶対怪我をさせないように丈夫にしよう」という思いを込めて作られたものだと思います。その思いはもちろん大切だし尊いと思うのですが、僕はこのロフトベッドを解体する時にすごく苦労しました。
部屋にギチギチに詰まっているし、ネジもどこから外したらいいかわからないし、なんだったら少し風化したかその部分のトゲが手に刺さって痛い、なんてこともあったりするし、つらかったです。
親が良かれと思って子供にすること。繰り返し言いますが僕はロフトベッドを解体するのにすごく苦労したし手にトゲが刺さって痛かったんです。
つまり何が言いたいかと言うと「お父さん、僕のためにベッドを作ってくれてありがとう。ただ模様替えしたいし動かしたいんだけどギチギチに詰まってて動かすのもできないし解体する時に手を怪我したからちょっと恨んでるよ笑」っていうことです。娘さんはこの部屋でどういう気持ちで過ごしていたんだろうなーとか考えました。別にそれ以上でも以下でもありません。大層なことでもありません。

ベッドを解体しながら親のエゴを感じる、そんな1日でした。

お風呂入ってあったまったのでさめるタイミングで寝ます。DaiGoが言っていたので間違いないはずです。それでは、おやすみなさい。


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