バトロワ系ゲームは脳内物質を分泌させ、依存性を高めるようにデザインされている
ゲームはとても楽しいです。ただやりすぎると良くない。
分かってはいますがついついやってしまうことも多々あります。みなさんも一度や二度くらいはありますよね。
僕は俗にいうゲーマーというやつで、ついついやりすぎてしまうことが多々あります。
ここ数ヶ月はエーペックスレジェンド、というバトルロワイヤル系 FPS ゲームをプレイしていたのですが、数日前に頻度を控えるように決意しました。他のゲームに比べて徹夜に及んでしまう回数が多く、 日中の生活が壊れかけていると感じたためです。
勉強にハマる脳の作り方 単行本(ソフトカバー) – 2009/4/9
篠原菊紀
今日はこの本を読みました。実験データや研究結果などが多数載せられているので読みやすかったです。
その中でも面白かったと感じたのが、パチスロ店の常連客が分泌する脳内物質の話です。
・三大神経伝達物質ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン。
・無意識的な行動と強く結びつきのある側坐核という脳の部位。
・興奮は30分程度で減衰する。
要するにパチスロ店は
【どれだけ脳内物質をお客さんに分泌させられるか】 を追求する場所なわけです。
いつもの場所で、いつもと同じ行動、報酬が得られるかどうかはランダム。視覚聴覚に働きかけるように工夫された台。30分くらいまでには何かしらのイベントが発生する。などといった試行錯誤が凝らされ、台の稼働状況は全国の支店同士で共有されているため常に実験することができます。
僕は数日前に FPS ゲームを控えるようにしましたが、こういったものもおそらくパチスロと同じような脳内物質が分泌されていると思います。
特にバトルロワイヤルゲームなんかだったりすると、特にランダム性が強く、自分の技術向上の余地もあったりしてもうドツボです。
ゲームは楽しいですがやりすぎると良くない。 と言うかやり続けるのが良くない。どうしてもやり続けたいのなら、合間合間にハードな有酸素運動を取り入れるべきだと感じました。
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