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イギリス旅行記2015 1日目 ロンドンへ

昔の旅行記が出てきたので、思い出の整理と、文章を書く練習も兼ねてシェアしようと思いました。2015年11月21日~12月2日の間に、イギリス・ロンドンへの旅をしました。メインの目的は推しのライブを見ることでしたが、7日目から最終日までこの旅行記の骨となる手記を残せなかったので、それ以前の記録を公開します。



福岡市内

11月21日。
7時に起きるつもりだったが、7時40分に起きてしまった。それでもなんとか8時すぎには家を出ることができた。家族が車で空港へ送ってくれたが、ここでミスを犯していた。
今回の旅で、もし万が一のことがあった際にはクレジットカード付帯の海外旅行保険を使おうと考えていた。その適応条件が「自宅から空港までの交通機関の料金をカードで支払うこと」だったため、今回の旅行でその付帯保険は無効になっていた。
送ってもらった後で気がついたが、これは大きなミスだった。でも、趣味の旅行なのに、わざわざ車を出してくれた家族には感謝している。


福岡空港

空港では普通に手続きを終える。円から英ポンドへの両替を渡航先でしようと考えていたけど、手持ち無沙汰だったため出発前にすませた。

飛行機(福岡~仁川間)

30分くらいの遅れで飛行機が出発。機内食が出たが、おにぎり、おかき、水という割と質素なものだった。国際線とはいえ1時間しかないので仕方がない部分もある。

仁川空港

福岡から仁川(インチョン)に到着。乗り継ぎ自体はなんなく済んだが、先の路線が遅れて時間が押していたため売店には立ち寄らず、すぐ次の飛行機へと乗り込んだ。

飛行機(仁川~ヒースロー間)

仁川〜ヒースロー間は隣の席が空いていたため、とても快適に過ごせた。
最初の暇つぶしに映画を見た。ピクセルというお気に入りの映画だ。

waka waka waka...(巨大)

映画を見ている途中に最初の機内食が出た。韓国風と洋風から選ぶことができて、韓国風の機内食をチョイスした。メインディッシュのビビンバがめちゃくちゃ美味しくて最高だった。

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ベスト機内食を決めるときのたたき台。

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ビビンバの作り方。実際に作った後の写真も撮ったけど、ぐちゃぐちゃなのでアップしないことにした。

北朝鮮をきれいに避けて飛んでいたのが印象に残っている。当たり前なのだが、目の当たりにさせられると改めてびっくりする。
映画と食事が済んだ後は、手荷物に入れておいた3DSで「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」をひたすら遊んで数時間を潰した。ダンジョンを3つくらい攻略した。
(この時に3DSの充電をだいぶ使った。電圧の関係か宿泊先で3DSの充電ができず、ロンドンで遊ぼうと思っていたすれ違い通信があまり遊べなかった)
日本時間9時ごろ、2度目の機内食が出た。今回はチキンとフィッシュで、私はチキンを選んだ。パッケージには「クンパオチキン」と書いてあり、これも美味しかった。

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米にコーン。
毎回飲み物にオレンジジュースを頼んでいることがわかる。

その後3時間ほど、機体カメラの映像を見ながらクラシックを聴いてぼーっとしていた。悟りはこうやって開かれるのか。


イギリス、ロンドン ヒースロー空港

ヒースローに着く。まずはあの鬼門、イミグレーションだ。
(前回のイギリス旅行ではイミグレで言葉のやりとりに難儀し、旅行のしょっぱなから自信を喪失する事態になっていた)
前回と違い、割とスムーズに進んだ。聞き間違い自体はあったが、進行に影響するものではなかった。心底ほっとした。

ヒースロー空港のトイレ

トイレでトランクを開けたところ、トランクの鍵が入っていないことに気がついた。数日前に荷造りをした時に中に入れたと思い込んでいた。できるだけトランクの中身をかきわけて探したが、とうとう見つけられなかった。空港の小売店で南京錠を買い、これで荷物を守ることにした。

Palmers Lodge Swiss Cottage

ユースホステルに着いた。ルームメイトのメンツを見て、きっと荷物は大丈夫だろう、と思った。みんな仲良くおしゃべりしている。
時間が経つにつれ、荷物を盗られる恐怖とは違う意味でビビり始めた。みんな英語でワイワイガヤガヤ交流している。3段ベッドの1番上が寝床として割り当てられたためベッドも揺れまくり、いろいろな怖さを感じた。

英語が喋れる必要性……?

イギリスにくるたびに(前回と今回で2回だけど)英語が喋れるようになる必要があるな、と思わされる。でも実際のところ、英語が喋れなくてもなんとかなるイギリスにも責任はあるよなと思ってしまう。(なんて自分勝手な……)インターナショナルな国だから母国語ができない人にも寛容なのだろうな、と思った。

今回宿泊したユースホステルの情報

このユースホステルはPalmers Lodge Swiss Cottageという名前だ。

前回、同じ系列のユースホステルに宿泊したところ雰囲気がよく気に入った。今回の旅でもこのユースホステルを利用することにした。
(2013年では最寄り駅がWillesden Greenのユースホステルに宿泊した。今回の宿泊先の最寄り駅Swiss CottageはWillesden Greenと同じJubilee Lineという路線にある。ゾーン2も同じで料金はほとんど変わらない。今回宿泊したSwiss Cottageのほうが、Willesden Greenより4駅ほど中心部に近い)

ユースホステル宿泊者に対する考察

私の考えでは、ユースホステルという宿泊者同士の交流が可能な場でオタク(私含む)はあまり喋らないけど、一般人は積極的に交流しているということだ(n=2だけど)。
下のベッドにいる人たちは数時間〜数日の間で親睦を深め、たわいもないような雑談をずーーーっと続けている。私は英語が不得手ということもあり最初から参加する気はなかった。もし英語が得意だったとしても、必要最低限の会話しか交わさないと思う。
もし下のベッドの会話が日本語で行われていたとしたら、なおさら辛かったかもしれない。今は英語だからある程度聞き流せるけど(それでもあんまり聞き流せてないけど)、全ての言葉の意味がわかる日本語だったとしたらたまったものではないな、と思った。


編集後記

今現在(2020年5月20日)、Palmers Lodge Swiss Cottageの一泊当たりの価格が2000円台になっており、びっくりした。旅行に行った当時は一泊約6000円だった。
2015年の末というのが、EU離脱が発表される半年ちょっと前で、ちょうどポンドが高かった時期だ。

コメント 2020-05-20 215512

ポインタを置いているところの先の底値になっているところがEU離脱発表時。おったまげー!(イギリスの話なのでハリポタ感を出していこうと思っている)
この為替にプラスして今はコロニャンが流行している。宿はすっからかん……ということでこの価格になっているのだろう。
人生、先に何があるかわからないな。