そのはし渡るべからず。
フクンは高所恐怖症である。
どれくらいダメかっていうと、某鼠海の某恐怖塔に(友達に言葉巧みにそそのかされて)乗った時に「なんでいつの間にこんなに高い所にいるのー!?」て本気で思ってたくらい。イヤイヤ、何回か落ちる間でエレベーターで上がってる感覚あったでしょうよ。てっぺんで扉が開いて見える景色もずっと同じだし。
なーんて事は露ほども思わないくらいのパニック状態だったらしい。
その時の写真の顔があまりにも良すぎて、初めてあの、撮られた写真買っちゃったわw
今日、友人と3人で秘境オクシズの寸又峡、夢の吊り橋に行ったのですけれど。
「もー見るだけでダメ。」て言ってたフクンが、なんと友人の後をついて吊り橋を渡るという。
定員10名。友人で11人目。フクンの体重はわたしふたりぶん(以上)。
あぁー。いっちゃった。
仕方ないから最初の人が渡り終えるくらいまでわたしは待ってよう。
……フクン、すっげーへっぴり腰。
つーか全然進んでないし!
そりゃーダムの上の道を真ん中しか歩けない人にガチの吊り橋って、ハードル高すぎだよね。
大丈夫じゃなさそう。
わたし「もういいから戻っておいでよー。」
フクン「振り返るのも逆向くのも怖いよぅ~。」
わたし「それ以上行くと帰ってくるの大変だから戻っておいでー!!」
わたし「大丈夫、その場でくるっと逆向くだけだから!」
そしたらフクンがキッ!とこっちに向いて。
走ってきたーーー!!!!
ヤメテー!めっちゃ揺れるから!他の皆が危ないからー!!
ダメだ。全然耳に入ってないorz
そのまま走ってゴールイン。おめでとう。
夕飯時に友人に聞いたら、やっぱり突然ものすごく
ものすごく
揺れたそう。
ちなみに渡りきった反対側からの数字は11人。
何故ひとり増やしたし。以上と未満のミステリーを作っちゃったし。ややこしいわ。
カメラはスマホしか持ってないし、スマホにストラップついてなかったので、スマホの活きが良くなって手から湖面にダイブされたら取り返しがつかないので、吊り橋上からの写真はナシ。
でも、すっげー綺麗な景色でした。
水の色も。今日は少し濁ってたけど、それでも透明度は高い。橋の上から見ても魚見えそう(いるのかな?)
紅葉の季節には、それはもう大混雑するそうな。
そりゃそうだ。今、山の白い所が全部赤や黄色になるんだから。
エメラルドグリーンの湖面とのコントラストはさぞ美しいことでしょう。
是非、皆さんにも行ってもらいたい寸又峡。
でも人が増えるのは嫌だな寸又峡。
うーん、ウラハラ。痛し痒しー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?