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推し活と茶会をかけあわせたら最高に楽しいのではないだろうか。

最近、家で茶会をやるならどんな風にしようか、というのを考えて楽しむ日々です。

茶道具は全然持っておりませんので、家にあるものでいかに代用するかを考えてます。それがまぁ楽しい。

制限の中の自由ほど、わくわくするものはないのです。


掛け軸のかわりに手拭いをかけてみようか、菓子器はないけどお菓子をのせるのにちょうどいいお皿はあるな、釜の代わりにケトルで沸かしたお湯を急須に入れればいいかな、などなど。


あれこれ思いあぐねていると、テーマを決めたくなってきた。
夏なら水をテーマにして、涼やかな設えにしたい。秋ならお月見をテーマにして、月とか兎の絵柄のものを使うとよさそう。

と、思ったところで気がついた。
茶会と推し活の親和性は抜群なのではなかろうか。


期間限定でアニメのコラボカフェなんかがあると大変な人気だけれど、せっかく大好きでグッズを集めているなら、自分たちでやればもっと楽しいのでは。

亭主渾身の推しグッズで構成された茶室。お茶とお菓子をいただきなら、推しの話に花を咲かせる。
「ここに飾ってあるグッズはまさかあのイベント限定の!」
「ふふふ。気づきましたか。あの日は素晴らしかった。なんてったって…」
思わぬ情報交換だってできてしまうかも。

きっと同じテーマでも、人によって全然ちがうものになる。個性が爆裂すること間違いなし。


絶対たのしい。
と言いつつ私は推し活をしているわけではないのですが。
好きなものはあるので、妄想茶会を開いてみるよ。

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まず、茶室の広さは四畳半にします。

入り口では大量の信楽焼の狸がお出迎え。
床の間には、ツイッターのキャンペーンで当選してゲットした、『四畳半タイムマシンブルース』森見先生サイン入りポスターを飾ろう。

竹の柄杓、茶杓はMBC(モリミ・バンブー・カンパニー)製のもの(という設定)で。茶杓の銘は「樋口一葉」だ。
お菓子は大極殿のカステラをお出しします。

そうそう、電気の紐には、もちぐまんをぶら下げるのを忘れずに。

茶会だから着物を着たいところだけれど、池袋で企画展やってた時に買った猫ラーメンパーカーを着ることにしよう。いや、これを機に明石さんワンピースを新調するというのもありかもしれない…

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ということで、テーマは「森見ワールド」でした。
私が京都好きになったのは、森見登美彦さんの作品を読んだからなのです~


みなさんだったらどんなお茶会にしますか?

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