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【過去日記】この暖かい光景は一生忘れない


前回


まるちゃんの健康チェックやワクチンが完了し、いよいよゲージの外へ出せるようになりました。最初はれふとの反応を確認しながら10分単位で様子見。そこから徐々に時間を伸ばしていきました。

れふとはこの頃16歳だったのですでに老化による視力低下が見られ、あちこちにぶつかりつつ移動していましたが、まるを解き放ってから俊敏に動く様になり驚かされました。
匂いを頼りに探して歩き、見つけると吠えて、吠えられると驚いたまるがまた移動し、その後を匂いと音を頼りにれふとが探し歩き…をずっと繰り返す。
もうおもちゃにも興味を失いつつあったれふとくんにとって新しい生命は強い刺激となった様子でした。

あまりにれふとが追いかけ回すのでまるは嫌になるかもしれないと心配していましたが、早々にれふとの視力の悪さに気付いたらしくおちょくる様に飛び回っていました。見つかるギリギリのラインを攻めて、見つかりそうになったら場所を移動し、真横を通ってみたり後ろに座ってみたり。さながらおじいちゃんと孫。それも嫌なタイプの孫。

よくソファに一緒にいた

しかしそんなかくれんぼも3日4日と続いていくとれふとも適応し始め、数回捕まえることに成功していました。仲が悪いのかなと見守っていたけど気付くと寛いでいるれふとにまるから近づいていき隣に座ってみたり、知らぬ間に近い距離でも一緒にいられる様になってた。
終わらない追いかけっこに若干疲れた飼い主は「この子達はいつ落ち着くだろうか」と不安でたまらなかったけど、まるを解放してから2週間しない頃に急にパタッとやめた。

ちょっと触ったりする

まるはれふとに面倒を見てもらった事もあってか犬にも割と寛容で、今度はまるがいちごの面倒を見てくれるようになってます。
面倒を見ると言ってもひめちゃんに対してするような毛繕い等はないですが、遠からず近からずの絶妙な距離で見ていたりなにかしら危ないことをしているとスッと近づき追い払ったりしてくれます。
追いかけ回してパンチする事も多々あるけど爪は立てていないので手加減してくれているのかな?パンチが「ボコ!ボコ!」と音を立てて入る時もあるので痛くないのか気になるところだけど、いちごの方はケロッとしています。叩かれるのは怖いのか身を小さくするけどまるが離れると自分から追いかけて行くので遊んでいると思っているらしい。まるとひめに囲まれて絶体絶命な時も多々あるもののいちご本人はとにかく楽しそうな顔をして走り回っています。
いちごは噛み癖があって成長につれ噛む力もついてきて痛いのですが、大袈裟に痛がってるとまるが助けにきてくれます。笑

まるちゃんの優しさはれふとから継承され、これから先ひめちゃんやいちごにも繋がっていくといいなと思います。
仲良くならなくてもいいけど、主の願いとしてはまたまるもひめもれふとと同じ様にいちごとも添い寝ができるようになって欲しいな。そんな未来を夢見て。

おだやかな寝顔

薄味

PS.
5/31写真を編集+追加しました。
このおだやかな景色をまた見たいものです。
ありがとうね、れふちゃん。

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