ショート・ショート「音を繋いで」
世界から音がなくなった。
小鳥のさえずりも
水がはねる声も
あたしには届かなくなった。
いつのまにかキミはいなくなって
連絡しようにもしようがない。
キミはいつだって自由人。
だれからの束縛も
じぶんじしんでさえも
なに一つ縛るものを持たない。
今どこにいる？
あれからどれだけ経った？
キミから発せられるコエが聞きたい
少し低めだけど大きめなコエ。
あなたのコエに
あたたく包まれる耳
それでいてキミはいつも
ささいなコトバの端っこでさえ
聞き漏らすこともない。
コエを聞いて
コエを聴かせて
コエを聴いているだけで幸せだった。
他になにもいらないって
せめてコエだけでも
側にいて欲しかった。
キミがいなくなってから
少し浮気してしまいました。
キミのような大きめコエでは
なかったのだけど、
いつもうわずって高めのコエを
聞かせてくれるその子。
たのしい気分にさせてくれるから
退屈なかいしゃに行っても
コエを聞くとたのしい気分になれた
でもそれは
退屈な穴を塞いでいるだけにすぎない。
応急処置で塞いだ穴の正体
カッコつけた惰性の精神。
伸び切ったラーメンなのあたし。
キミに会いたいって
いつのまにか思わなくなって
旅だったキミのことも
記憶のカナタに消えて
キミのコエもキミがいた毎日も
あたしには届かくなった。
忘れた頃にまた会える
なんてどこかの歌手が歌ってた。
信じることはなかったけど
どこかで期待していたじぶんも閉まってた。
別件で用があって
全然関係ないはじめての土地に
踏み入れたその時
キミのコエがしたんだ。
懐かしくも新しくもない
そのコエ。
キミがそこで待っているなんて
思ってもいなかった。
心のどこかでもう2度と
会えないことを信じていたんだ。
ごめん。
ごめん。
謝っても足りない。
キミを失ったのは、あたしのせいだから。
キミは待っていたんだね。
もう一度キミに会いたいって
願うあたしが来ることを。
ごめん。
キミのコエが
瞬く間にミミにコダマする。
もう2度とコエの届かなくところに
行くのはやめて
もっともっと聴かせて
これからのこと
今までのこと
見させて
知らない空のコエ
あたしとキミのコエを
繋いでみせて
今回のお話しはおしまいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます♪
なんとですね
数年ぶりに無くしたヘッドホンが
ヒョコっと見つかったのです！！
いやもうめっちゃ探しました〜。
持ち出した時にどっか置いて行ってしまったのか
どこかにしまい込んでしまったのか
全く検討つかなくて絶望してましたー。
そしたらファミコンのカセットの下に
埋もれていたのです！
これやっぱり
「ファミコン40周年」におかげか！
なんて思っとります。
オーディオテクニカのヘッドホン、
実はゲーム用じゃなくて
「DJ用」のバリバリ職人用なんです。
だから音の小さい3DSでも
ガッチリ音拾ってくれ
ましてやDJ用ですから
ずっと着けていても耳が疲れないんですよ！
いっとき
「ゲーミングヘッドセット」も考えたのですが、スペック見るとあまり好みじゃなくて。
ドライバーはでかいのですが
音域狭くて音圧も低いので
目的があればそっちでも良いと思いますが
なんかちゃうな〜と。
そこで出会ったのがBluetoothイヤホンの
「たのしいかいしゃ」から発売されているもの。
性能もよっしゃよっしゃな感じで
音域と音圧(むしろいちばん大事のしているところ)
もヨシ。
でもいちばん感動したのは
「音がはねる」
あぁなるほど〜と感心。
性能だけが全てじゃないのですね〜。
聴いていて心地良くなるのは
オーディオテクニカよりいい感じでした。
けーどー。
やっぱり元カノに収まります。
スマホがジャックないので
Bluetoothにはお世話になりますけど
SwitchもPS5もコッチが最高です。
なんか「ちょうどいい」んですよね。
デカいけど(笑)
新しいとか
最新のものって
目が行きがちですけど
いちばんいいアイテムって
じぶんにとって
「ちょうどいい」ものなんですね。
もう無くしたりしないぜ！
壊れるまで使い倒してやる！
それではあっつい毎日ですが
「いい音」
を聴いて過ごして生き抜いてくださいね！
コケでした〜。
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泣いて強くなるRPG！
サポートいただけるなんて奇跡が起きるのかは存じ上げていませんでしたが、その奇跡がまさかまさかに起きました！これからありがたくゲームのオトモ代(コーヒーとかお茶)いただけると大変喜びます。サポート設定ってあなどれないぜ…。