見出し画像

小さな好奇心が世界を繋げる「ゼルダの伝説スカイウォードソードHD]

ジョイコン振りかざして世界を冒険中のコケです。オリジナルのwii版でもwiiリモコン振って世界巡っておりました。wiiリモコンより小型のジョイコンがとても振りやすく腕が疲れにくくて快適。HD版からボタン操作にも対応されてますが、振ったほうが話が早くて、もっぱら振り続けています。

操作に慣れると「リンクとの一体感」がすさまじく、思い通りに動かせると「ぼくは勇者だったんだ」と思いこめるほどスカイロフトの世界に入り込めます。wii版をクリアしたときは今後発売されるゲームはボタン操作はいらないじゃないか、と思うほど、操作感が気に入ってました。

画像1

ゼルダの伝説は、大きく分けるとストーリー上の大きな謎解きとパートと、サブクエスト的な小さな謎解きパートに分かれています。ストーリーを進めるに当たってはがんばらなくちゃ物語が進めないので、思考を巡らせますが、サブクエとして用意されてる方はしなくてもいいので、ついつい後回しにしがちです。

でもストーリー中に辺りをよく見ておくと、それらしきものが沢山散りばめられサブクエに役立ち、まわりまわってゲームクリアにも必要だったりします。あとでいいや、とか考えてると些細なイベントで詰まってしまいゲームへのモチベーションが下がってしまいます。

ゼルダの伝説シリーズでは、あっこれはなんだ?という小さな好奇心がキーだと思います。自分で発見し自分からアクションを起こす。なにも起きないとしても、今はそうなだけで後で必ず反応が返ってきます。草が切れる、看板が倒れる、石碑が飛んでいく。考えただけでも楽しいのに、反応があるともっと嬉しくなります。

人に言われてやるよりも、自分から沸き起こった好奇心に従ったほうが何倍もたのしい。意味のないことを探すこともたのしくなります。ストーリーが進むにつれアイテムが増え出来ることが増えてなにかと試していきたくなり、反応があってもなくても考えたり悩んだりしていく時間そのものがとても有意義に感じます。

ゲーム中で学んだちょっとした好奇心を「考え、試す」ことがクセになると現実でも前向きになっているように感じます。やってみればいいし、ダメならまた別の方法があるよ、と思えてくるので動き出す前のあれこれと悩んでしまう時間がなくなり、生活のテンポがあがり毎日の生活が潤っていく。ゲームの世界と現実とは切り離して考えがちですが、実はちゃんと繋がっているのです。

看板を切るなんてゲームの大筋には関係ないかも知れませんが、ゲームはクリアがすべてではありません。いかにその世界を堪能するか、まんべんなく味わうことができるか、言い換えれば、その世界に用意された遊びをさがす旅とも言えます。

スカイウォードソードHDは遊び方が一つではなく、いろいろな遊びが用意され湧き上がってきた好奇心をためすには打ってつけのフィールドです。ぜひ色々探し、考えて試してこの感覚をつかんでみて下さい。めっちゃ楽しいですから。

画像2

もっぱらサボテンの皮むきに夢中になりました。上の方ってどうやってむくのかと考えるのも楽しい時間です。世界の危機よりサボテンの皮が気になる勇者。

コケでした~。


サポートいただけるなんて奇跡が起きるのかは存じ上げていませんでしたが、その奇跡がまさかまさかに起きました!これからありがたくゲームのオトモ代(コーヒーとかお茶)いただけると大変喜びます。サポート設定ってあなどれないぜ…。