どこまでもオサレなゴシックお姉さん「ベヨネッタ3」
東北の地にてとある研究に勤しむ博士こと長谷川博士。とても研究熱心なその姿勢にはココロ打たれるものがあり、その筋ではない我輩も微力ながらお手伝いさせていただいております。
研究の権威者であり、あまりある知識にも関わらず、さらにその道を極めんとする貪欲な知識を求め、新たな研究分野への着手を開始しておりました!
ゴシック!
ノータッチジャンルではあったものの、有り余る世間のゴシック熱は冷めることを知らず持て余したその余熱は、すでにご承知の通り一般的にも普遍的なテーマとして成り立っています。
博士の更なる研究報告をお持ちしておりますぞ!
博士とは研究テーマが少々ズレますが、若輩ものであるワタクシも、ゴシックっぽいなにかを探しておりました所、大好きな「ベヨネッタ」のシリーズ最新作「ベヨネッタ3」がついにリリースされました!!
相変わらずノンストップクライマックスアクションを謳うだけあり、開幕2分でハラハラドキドキが止まりません!迫力あるムービーとカメラワークで魅せるその絶望感はすでに芸術と言っても過言ではない。
なめらかに動き回るベヨネッタを操る楽しさ、新たな「デーモンスレイブ」を駆使しての戦い、未知なるものへの抗い、一つ一つがどのシーンを切り取っても、とても絵になる構成は、ゲームとして、またエンターテイメントとしても注目すべき点ではないでしょうか。
ベヨネッタことベヨ姉はとてもオサレなお姉さんで、毎回異なる衣装を見事に着こなすハイパーモデルでもあります。今作でも、ベヨネッタの専属ファッションデザイナーとも呼ぶべき「島崎麻里」先生が担当ということで、彼女も安心して衣装をお任せしたのではないでしょうか。
はからずとも長谷川博士と研究テーマがカブりましたね!今作のベヨ姉はゴシックっぽい!少しばかり年…いえ、なんでもありませそ。
毎回オープニングは粋なはからいで遊び心に溢れる面白さ。見ているだけでも作品の中に入り込める仕組みです。あちらこちらに視点をふるのが、最近のトレンドにも感じますね。
メイクも今っぽいデスね〜。チークも明るめで服のピンクに合わせているのでしょうか。実はワタクシ。以前「わがままファッション ガールズモード3」をプレイしておりまして、それから女性のファッションって面白いと感じています。トレンドとか流行などを柔軟に取り入れていく姿勢が、ファッションに疎い自身にとって、とても刺激的。
服だけではなくて、メイクやヘアースタイルにも流行り廃りがあることを知った時は、軽いカルチャーショックを受けました。今はショートヘアが流行り気味ですが、ベヨ姉はあまり気にしない所もまたステキ。毎回違うお色直しは変幻自在な彼女の輝きそのものですね。
シリーズのレギュラーキャストも地味にオサレ。今回はキッチンカーでのピザのテイクアウト屋になっている「ロダン」もまた小物がいい味しています。5kgはありそうなゴツいネックレス(というか鎖?)もいぶし銀な輝きが彼に似合っています。
冒頭でベヨネッタがドレスを纏い通りすぎるありとあらゆるパーティ参加者を魅了するシーン。ドレスに合わせて肌質も変えられるのは魔女ゆえの特権なのでしょうか。メイクも赤みを持たせてより華やか。
お決まりがあるとフッとしてしまいますね。しかし細かい装飾品が上品で思わず買いたくなります。億はするでしょうね。
前回までの敵であった天使にも感じますが、デザインがすごくいいのです。配色がキレイで、特に金銀の使い方がとてもエレガント。今作の敵も気持ち悪いけど美しい所は見どころがありますね。
個人的にはこのジャンヌの色合いがすごく好み。以前綾瀬はるか主演のドラマで赤いコートをよく着ているシーンがたくさんありましたが、「赤が似合う」方って嫌いじゃないんだなぁと思いました。あと機嫌が悪いのも…。おっと脱線しました。
意外と難しい色ですが、さりげなく使われたりしているとオサレに見えます。
全身真っ赤!もアリ。
本人ズボラなもので、新しい服なんてそうそう買わないのですが、ゲームの中ではファッション楽しんでます。ベヨネッタは街中でも至る所にこだわりがあり、ひとつひとつが煌びやか。まるで宝石箱のような世界。
反面血まみれで血みどろな世界で破滅を迎え終わろうとしている因果の流れに逆らうというストーリーもステキ。
ゲーム的にはとてもハードで、ダメージ喰らいまくってます。ベヨ姉はね、攻撃受けちゃダメなんっすよ。似合わないので。
攻めて「責めて」攻めまくり、過激な攻撃も全部ヒラヒラかわして最後は華麗に決めるのがベヨネッタ。
ダメージくらい過ぎたら服ボロボロじゃん…。
めちゃくちゃ怒られそう…。なんか2でこの服気に入っているからって怒ったシーンあった気がする…。こわ〜…。
今回のお話しはおしまいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
コケでした〜。