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ふんわりミュージカルRPG「マール王国の人形姫」

昨今のRPGってむずかしいですよね。
RPGとは「ロール・プレイング・ゲーム」
と言って

「キャラになりきる」ゲームのことです。


有名なところでは「勇者になって世界を救う」
のがセオリー。


剣と盾と魔法を駆使して世界の平和を
脅かすものを倒しにいきます。

一昔前のスタンスでは「失った自我を取り戻す」ものでしたり


愛する人のために命をかけて脅威と戦う、なんてものも多かった。

基本的にストーリーも血気盛んな猛々しいものが多くて、今からRPGをはじめたい人にとっては


少しばかし敷居が高いジャンルに感じるかもしれません。

お国とか剣とかわけわからんし、世界とか魔王とか正直どっちでもいい…。がすなおな気持ち。

スケールの大きすぎるストーリーに二の足踏むのもうなずけるところを取っ払ったのが
「マール王国の人形姫」というRPGです。


正式なジャンルは「ミュージカル・ロールプレイングゲーム」


森の中などでもディズニー映画のように突然歌い出します

主人公は恋に恋する女の子・コルネット。
毎晩白馬の王子さまに出会える日を夢みていますが人形とお話しができます。


絶滅危惧種にも指定できそうな懐かしいキャラ。昨今の女子キャラは肉食系ですからね。時代感じます。座右の銘は「おんなは行動力」

付き人(?)の妖精も人形。
何かとアドバイスをくれたり、
トラブルメーカーではあるもののなぜか憎めない。


彼女は戦闘中も画面にいますが操作はできません。暴走しがちなコルネットのツッコミ役。

ゲームは誰かが作っているもの。
それを「開発会社」と言います。
開発は「日本一 ソフトウェア」
魔界戦記ディスガイアシリーズなどが有名です。

日本一はニッチでゲーム慣れ人向けのゲームを作りますが
マールのようなやわらかい物語も作っていたのですね。


おじいちゃんと「オレンジ村」で過ごすコルネット。通貨は「イノチウム」


おじいちゃんにお使いを頼まれ、森に出かけるコルネット。

町や村のあちこちに人形が飾られ
生活の一部に溶け込んでいます。

人形から色々と情報を聞き出すのも大切。
人から聞ける話よりも大切なことを言っていたり。


中には仲間になってくれる人形もいて、バトルにも参加できます。


彼女や彼らはまほうやとくしゅな技能を持ってますので、積極的に探し出しましょう。


剣や斧などを持ち歩いているキャラもいますが、
主人公は「ラッパ」で戦います。隣のピンクの人形もラッパで戦います。

なんと平和なこと。

バトルではシュミレーションゲームと同じく
「いどう」しながら「こうどう」を選びます。

位置取りが大切ではありますけども
そこまで神経質にならずともokです。


バトルもキャラクター動かしていたら終わってたくらいライトなものなので
軽くひねってやりましょう。

倒したモンスターは仲間にすることもでき、
パーティに加えることもできますが、
敵にやられてしまった場合復活しません。

また、加えたものの、
なんかちゃうなぁと感じたら
村の少年に売りつけることも。
人形がメインになるので、まぁいらないといえば
いらないのですが…。お金…。


物語もキャラクターも
絵柄と同じくふんわりさやさしいテイストで
BGMも鬼気迫ることなくさらさらと盛り上げてくれます。意外と熱いんですけどね!

難しいRPGが多い中
お人形部屋をのぞいている感覚になるゲームが
このRPGの特徴。

人形たちが歌って踊るミュージカルライクなファンタジー。

かわいい幻想に浸れるのもゲームのいいところですね!


今回のお話はおしまいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。

コケでした〜。


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