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是が非でもクリアしたRPG。


長い旅路の末・・・
ようやく辿り着いたエンディング。
たくさんの人々が何年も関わり、
世に解き放たれたゲームです。

たくさんの感謝と敬意を持って
『ゲームをクリアする』のはある種マナーのようなもの・・とも思っています。

一度エンディングを迎えたゲームは
思い出に残りやすいので”思い出補正”もかかり、
意外と『忘れられない一作』になったり。


かく言うそれぞれのゲーム会社も
『クリア』をひとつの目的とした
ゲーム作りをされています。

特に『ストーリー』が重要視されるRPGは
どうにかクリアしてもらおうと、とにかく親切になりました。


クリアが前提


として、ゲーム内の案内が豊富だったり、
難しさが和らいだりして
誰でも感動のエンディングを迎えられる。


ゲームの中でも時間がかかるジャンルがRPGですので、ゲーム会社の時代に合わせた創意工夫には頭が下がる思いです。


かく言うぼくも世代的にはRPGで育ちました。
古参的に言えば”JPRG”と呼ばれている枠組み。

ドットグラフィックでターン制。
コマンド選択式で画面を見下ろす”神視点”と呼ばれるものを”JRPG”と一般的には呼ばれます。

レトロゲーム系のRPGは容量の問題からか、


ちょっと向き合えばクリアできる

のです。クリア目的になったのは


ゲームが膨大な容量を使えるようになったから

プレイヤーが”迷う”ようになりました。
現代人は忙しいので、
ゲームに費やす時間もかなりなくなっています。

ぼくもよく見失います。色々とね。
忙しくて忘れてしまうのもよくある。
途中でテンション下がってしまい、
『後でいいや』と置き去りにして。
ゲーマーとしては『いかんなぁ』と思いますが。


ある時、とても高評価なJRPGを始めました。


誰からも愛され、とても印象がいい超大作。


具体的なタイトルは言うつもりはありません。
誰だって好きなものを否定されたらいい気分にはなりませんから。

冒頭何時間かは、
ふもふも思うことがあってもまぁこの先は・・・
といった感じで遊んでいました。


でも・・・でもダメ。

ストーリーがぁとかキャラクターがぁ・・・
なんて言う前に


人としてどうなのよ?


ってレベル、いやゲームだから・・
と言うか『それを売り』にしているのなら


絶対あかんやろ。

ってことをするのです。。。主人公がね。


何度も何度も「もういいかな・・・」と
考えコントローラーを置く。
続きを遊んでみても、
時代が時代でしたから敵も強くてシンドい。

遊ばなくなってしばらく経って。。。
ある日神託がくだされます。


続きが気になったらどうする?


もしかしたらエンディングまでには
このあかん主人公に大きな起点があって、
人としてあかん”ところは
見直されるかもしれない。

それよりも

2度とこのゲームを遊ばないために


クリアを決意しました。
もう言ってることとやらかしてることのタグ違いの主人公と”しっかり”とサヨナラしたい!!

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