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勇気と元気の物語「デュープリズム」のミントの魅力。

ゲームの魅力は数あれど、登場キャラクターがとても好き、と言う要素は外せないと思います。

もしゲームの好きなキャラは?と聞かれたら間違いなく「DEWPRISM(デュープリズム)というアクションゲームの「ミント」と言います。

この世の全ての力のしずくの結晶、「デュープリズム」を巡るストーリー。主人公が二人いて、それぞれの視点から物語を垣間見ることができ、片方だけではなぞも残る形で終わりますが、一方だけでも十分楽しめます。

ある目的のためデュープリズムを求め旅立つ「ルウ」と、わがままが過ぎ王国を追放され世界を我が物にしようと企む「ミント」の物語です。このミントが大好きで、8週はプレイしたと思います。そしてまた思い出すために先日も通しでプレイしましたが、相変わらず(当たり前か)やっぱりミントはミントでした。

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歴史ある魔法国家の次期国王の身でありながら勉強もせず、大変な自信家で、嫌いなものは残すくせに好きなものは5人前。夜更かし朝寝坊は当たり前で国民からミントが王位についたら半年で崩壊するとまで言われ人気も信用もなく、王国の組織委員から満場一致で王位継承権を剥奪されます。代わりに妹が継ぐことになり、納得がいかない内に大嫌いなかぼちゃ責めにあい、家を飛び出します。

古き良きお笑いベースもありながら、非常にテンポがいい展開で物語にグイグイひっぱられます。とにかくミントは自分の欲望に忠実で裏表がなく最後の最後までずっと勢いがあり詰まるところもなく、ハッピーエンドになだれ込みです。

悪役側にも正義は存在し、言い分もあるのですがミントは容赦なくけり落とすシーンがとても爽快。彼女はどこまで自分の願望に遠慮がない。

物語が進むとサブキャストの面々がミントの野望を応援するようになってくるのですが、プレイヤー側もほんとにそう思えてきます。

ミントの冒険を見ていく内に元気付けられているのは何もキャラクター達だけではなく、プレイヤー側も元気を分けてもらっているように感じます。

ずっと動かしているミントからどこかありがたみのようなものを受け取る瞬間があり、いつのまにか信じちゃってるところがある。

すこぶるパワフルで元気で、竹を割った性格とでもいいますか、スパっとした潔さが気持ちよく、今できることに全力で取り組む姿勢が気持ちいい。自分の能力に疑いがなく、ひたむきに野望を追いかける姿は、ちょっと羨ましくもあります。

人によっては、いやちょっと、と言いたくなるキャラかもしれませんが、全く嫌みがないのもミントの魅力と言えます。場面場面で結構ツッコミされてるのでそれで「おあいこ」になっているのかもしれません。

不思議とちょっと疲れたな、と感じる時デュープリズムをプレイしています。まるでミントがひっぱって行ってくれているかの様。彼女の元気は、いい薬になります。

コケでした〜。






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