プチコッコ、デイジー
プチコッコ、高知県の畜産試験場が開発したペット用の小型鶏である。愛らしくおとなしく人によく懐く。約20年ほど前に発売され、当時は結構話題になった。
ところが、鳥インフルエンザの流行を受けて、すっかり下火になってしまった。それを復活させたのがこの私、猫足三粒である(大げさ)。
というのも、「かつて話題になったプチコッコ」という内容でテレビや新聞に出たものだから、そこから火がついた。いっときは絶滅の危機だったプチコッコが、また人気を取り戻したのである。
ちなみに我が家で今飼っているデイジー嬢は、初代クランベリー、二代目ジャニスに続き三代目である。もう20年以上プチコッコと共に暮らしている。
よく質問されるのが、
①コケコッコーと鳴くか
②卵は産むか
③寿命はどれくらいか
④何を食べるのか
⑤ウンチの世話はどうするか
である。順に答えていこう。
まず①コケコッコーと鳴くかだが、コケコッコーと鳴くのはオスである。プチコッコはメスしか流通しないため、クゥクゥとかホーヘーとか、そんな鳴き方しかしない。ちなみにオスは凶暴(!)なため、ペットに向かないのだとか。
次に②卵は産むかだが、若い時には産む。デイジーは飽き性なのか、さっさと産むのをやめてしまったけど()。卵を産むと寿命が縮まるとも言われているので、これは良かったかも。あ、卵はしっかり卵の味がして食べられます。
さて、③の寿命。一般的なニワトリは十年、プチコッコは7〜8年と言われている。ウチのデイジーはこの前10歳の誕生日を迎えた。ちょっとぼんやりし始めたけど、ご長寿です♪
④何を食べるのかは、ニワトリ用の配合飼料がメイン。とうもろこしや魚粉などが入っている。おやつは白菜や青菜など。基本、何でも食べます。
さあて、⑤のウンチ。ニワトリはトイレの躾ができません。そこらへんへポイっとするので、ティッシュで取ります。気になる人は、ニワトリ用のオムツ(!)を売っているので、使ってみてもヨシ。
デイジーとは意思疎通ができます。「クゥ?」とか「ブー!」とか、鳴き方によって言いたいことが分かるのだ。おはようと声をかけたら、「ホハホー」と返してくれるぞ。賢い♡
抱くとふかふかで温いのが良い。甘えん坊で人が大好き。ひとりになるのは大嫌い。「鶏吸い」すると、香ばしい匂いがします。うーん、幸せ♡
もっともっと元気で長生きしてほしい。我が家のプチコッコ、デイジー自慢でした!
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