『希望の国のエクソダス』の感想

『希望の国のエクソダス』/村上 龍
　
私はポンちゃんが好きだった。（今でも好きだが）
　
日本にいて、日本特有のぐちゃぐちゃしたしがらみや因習を
感じることがよくある（あった）けれど、多分理想をいえば
若者世代はそれを超えていくのだろう。
　
でも、今の困窮して犯罪に走っている若者達は、貧困のしがらみに
ドハマリして抜け出せなくなっているように観える。
　
『もっと今より金があれば…』という発想ではなくて、
『ないならないで、あるもので工夫してやっていく』というような、
発想、（存在の）在り方が、現代において今生きている全ての世代に
問われているのではないのかな、と私は見ています。
　
ポンちゃんはいい。（モデルはひろゆきだったか…？）
私も彼のように、そつもなく在りたい。