最近の記事
【書評】デモクラシー,リベラリズム,ポピュリズム:水島治郎(2016)『ポピュリズムとは何か―民主主義の敵か,改革の希望か』中公新書
以下は他所にて公開していたものだが,プラットフォームとしてはnoteが優れていることが分かったので一部改変して転載する。初公開は2017年2月11日で,他所でのエントリーは,現在のところ非公開としている。 およそ3年前に書いたもので,ポピュリズムをめぐる環境は変わりつつある印象を持っている。イギリスは結局,EUを脱退したし,トランプ大統領の言動は相変わらずである。しかし,欧州の情勢も変わり,大統領選を控えるこのタイミングで改めて読むと新たな発見があるかもしれないと思い,