最近のインターネットやオタク文化に居場所が無くなってきた弱者男性

えー、今回は「最近のオタクコンテンツやインターネット文化にハマれなくなったキモいおっさんの愚痴を吐き出すだけの記事」になります。
前に書いてたフェミニズムやポリコレやジェンダーなんかとも関連する話ではあるけどほとんどこじつけというか身勝手な戯言というか徹夜テンションで書いてる記事で自分でもよくわかってないしあんまりまじめに捉えなくていいですよ。怒らないでね。

昔は「オタク文化」や「インターネット」だけは自分の居場所だと感じていたけど、最近そこにすら馴染めなくなった。

アニメや漫画もなんかほとんどが女性向けになってる気がする。いや、完全に過言だし人気の男性向けコンテンツはもちろんあるんだけど、それらにすら女性目線を取り入れてるから変な緊張感があって楽しめなかったりする。流行りのヒロインにもフェミニズム的な「強い女」要素入ってんな…みたいな。自分がこれまでのインターネットで溜めたストレスで過敏になってるんだろうけど。
「ジェンダー越えて趣味を楽しもう!」みたいなノリが正直もうキツい。もともとそういうのが嫌いだったわけじゃない、むしろ昔から男なのにBLとか少女漫画とか楽しめる方だったし。でもなんかもうオタク文化も「女性の時代」すぎるんだよな。「女性目線を取り入れろ!」で男性の欲望否定したらそれはもう本質的に別物になるじゃん。やたらと「女性目線」で男性の性欲に向けて作られたコンテンツをボコボコに否定されてきたのに、コスプレイヤーとか女オタクがえっちなキャラを利用するとみんなちやほやして「かっこいいです!」みたいになるのもさ、なんか否定しといてそんな女性側の手柄みたいに…ってモヤモヤする。いや、いいんだよ楽しむのは。そもそも俺が生み出したキャラでもないし文句言う権利なんてないよ。なんだかんだえっちなコスプレ好きだし女の子が男性向けコンテンツに理解あると嬉しいよ。でもそういうことじゃないんだよ、男の居場所が全然ないんだよ今のオタク文化。ぜんぶ女のためのもので女の解釈が正解みたいな。どんどん隅に追いやられていく感覚がある。

アニメや漫画だけでなくYouTubeとか見ててもなんか空気変わったなって感じがする。
女性声優とかグラドルとかアイドルとか対象は色々だけど特に変化が気になるのはVtuberかな。
この前まで割と楽しくVtuber見てたんだけど自分にとってはストレス要素が多くなってきた。
前はなんだかんだ男性向けコンテンツ感あったんですよね。男の理想に配慮するというか、俗に言うドル売り的な。最近になって演者が限界なのかそれが崩れてきてとにかく男配信者と絡みたさを全面に出してくるようになって見てられなくなってきた。
処女厨扱いされそうだけど別に処女厨じゃありません。若い頃はそういう時期もあったけど流石に現実見えるようになったしVtuberに関しては別にガチ恋も推し活もしてないただの視聴者なので。じゃあ何の文句があるのかって話なんですけど、単純に男Vが出てくると現実のめんどくせー男女問題を連想させられる瞬間があったり、女と絡んで嬉しそうにしながらイケメンアバター越しに非モテ視聴者煽ってきたり「男女の配信者が絡んだらいちいち恋愛に発展すると思ってる処女厨うぜーw」って煽りながらちゃっかり配信者同士で恋愛してるのバレて炎上したり、視聴者は視聴者でカプ厨だらけかと思いきや実際恋愛発覚したらキレたり、なんか色々疲れることが多くて素直にこれ面白いか?って思うことが多くなってきたから。まあ人気があるってことは俺以外の人にとっては面白いんだろうけど。で、そういうのが苦手だから安心して楽しめるコンテンツとして建前でも「アイドルなので男っけ出しませんよ~」って方針で活動してるVtuberだけ見るようにしてしばらく気楽に楽しめていた。だけど前述の通り最近流れが変わってやたら男絡みが増えた上に処女厨や非モテオタクバカにしたりやたら男女の恋愛について語り始めたり男のキモさにぐちぐちぐちぐち文句ばっか言うようになってきた。視聴者も「処女厨キメェェェェwww」とか「もっと男性Vと絡んで~!」とか「恋愛のアドバイスください!」とか「カップルで楽しんでます!」みたいなノリになっている。Vtuber文化も気づけば数年経ち規模が大きくなってますから一般化して視聴者の求めるものも変わる、配信者の態度も変わる、それは仕方ないですよ。ただイラつくのは何で元々あったオタク文化が崩された上にズレた説教されなきゃいけねーんだよってとこ。向こうがキモオタにターゲット絞ってドル売り始めて稼いだのに急にキモオタに「キモいんだよ!ドル売り強要すんな!」みたいな感じ。そりゃ企業の方針とかトレンド傾向に合わせて内心怠かったんだろうけどさぁ…キモオタに媚びて得た地位で女性ファンやライトオタク層増えて発言通りやすくなると急にキモオタに牙剥く現実女性に変身するのやめてくれよ…二次元美少女のイラスト越しに現実女性から石投げられたら避けられないし倍痛えよ。

これらの流れを象徴するような特にムカつく動画が最近あった。名前は伏せるけど有名な女性Vtuberの切り抜きで、ざっくり内容をまとめると「海外のオタクが日本のオタク文化を勘違いして処女厨になって暴れるのがクールだと思っている、そのせいでVtuberが迷惑してる、文化が壊される、そういう厄介な人達は後から出てきた」みたいな問題提起の話だったと思います。それ聞いて(何言ってんだコイツ?海外オタクが正しいじゃん…)と思ってしまった。いや、ここで言う「正しい」は「(人として)正しい」とか「(社会倫理的に)正しい」じゃないんだよ。「(日本のオタク文化の再現として)正しい」ってことです。今だとそれこそ「オタク文化への偏見だ」って言われそうだけど、オタク文化や日本の芸能(アイドルなど)もそうですが、ファンは理想を押し付けて、演者は理想像を作り上げる(夢を売る)ことで独自の魅力を作っていた部分がある。「アイドルだからトイレに行かない」とかもそうだし処女性もそう、オタクの妄想を具現化しようとすると無理があってキモいんですよ、だけどそのキモさも文化的魅力の核だった。世間からキモがられようとわかる人だけわかればいい美しさみたいなものがあった。支持されるタレント側もその美しさを守るために演じてくれていた、たとえ裏側は滅茶苦茶だったとしても表向きはキモいやつらに優しかった。

もちろん時代と共に文化も変化した、何が影響したかは様々な角度から語れると思う、AKBグループのように裏側の努力を見せる売り方だったり、地下アイドルのように名乗ったもん勝ちで誰でもアイドルになれる裾野の広さ、SNSやジェンダーやフェミニズム…様々な影響から現代は「女性アイドル=男の理想の清純な女の子」とは言いきれない。女性ファンが支持する女性としての理想像かもしれないし、あるいはカップルで楽しめるエンターテイナーなのかもしれない、そんな世の中だからバーチャルアイドルだって成立する。別に多様化するのはいいですよ、「処女厨キモすぎ!迷惑なんだよ!」って問題にするのも仕方ないよ。だけどキモい奴らが作ったキモい文化を無かったことにしたり後発のものみたいに変遷の順序を自分たちの都合で入れ換えるのはやめてくれよ。その文化のキモさに救われてたオタクだっているんだからさ。意識的なのか無意識的なのか知らないけど歴史改竄だろこんなのってめちゃくちゃイライラしてしまった。この動画か別の動画か覚えてないけどコメント欄も「男と絡むなとかモラハラ許せない」みたいなコメントが上位に来てて、もう俺が知ってるオタク文化はほんと過去になったのかもな…と感じた。いや、モラハラて…偶像崇拝の前提が共有されてないんだろうな。文化として存在してきたオタクのキモさをモラハラなんて安易な解釈で唾棄されるの耐えられねえ。平成末期~令和の浅い歴史の価値観で全て消化しようとしないでくれ。

僕だってバカだし専門家でもないし前提の解釈から間違ってたり偏ってるかもしれない、有識者がいたらちゃんと訂正してもらいたいくらい。そもそも切り抜きに怒ってる時点でアレだし。ただ最近のオタク文化やインターネットはほんと掌くるくるで筋通らない感情的な暴論だなって見てて思うし、インフルエンサーの意見鵜呑みにしてる信者が多いしついていけない。ついてくんなよって言われそうだけど。

オタク文化に女性目線や一般社会の目線が入ってきてしんどい部分って結局こういうとこだ。実際に処女か非処女かとかじゃなくて、平気で男の理想が否定されて説教や愚痴で溢れるようになってそれこそ配慮も糞もない雑な意見も通るようになるとこ。少しでも反論したら「さてはアンチだなオメー」「処女厨キメェェェェwww」の流れになるだけだし、スパチャチャリンチャリンを眺めて黙っとくしかない。

今はオタク文化全盛の時代に見えるけど「俺の知ってるオタク文化と違う!」んだよな。実態としては俺の知ってるオタク文化は影を潜めたと思う。今「オタク」を名乗る人達って昔のオタクが嫌ってた「一般人」「リア充」「イキリオタク」「スイーツ(笑)」「芸能人」とかそういう人達なんじゃないかって。そう、層が入れ替わってる(だじゃれじゃない)。名称をとられて昔ながらのキモオタおじさんは息してないんじゃないか?

まあこんなこと言いつつ自分でも解ってますよ、自分が時代に淘汰されたジジイだってことくらい、YouTubeやその他インターネットのアルゴリズムに操作されすぎておかしくなってる自覚ある。若い女オタクから見たらマジで気持ち悪いオッサンなんだろうな…とか客観視して落ち込むし。

今思えば昔のオタク文化やインターネットが奇跡的なバランスの上で成り立ってたんだよな、キモい男がキモいままで、のびのび楽しめるなんてそうそうねえよ。今のインターネットなんてどこ向いても女の負の感情目にするし、肩竦めて息殺すしかできない。オタク文化に入ってきた女性目線に排斥されつつある。

あと最近オタク系インフルエンサーも声優もYouTuberも芸能人もなんだけど、急にそれまで出なかった異性の友達や恋人や配偶者出演させるけどあれなに?昔はインターネットってそういうの大嫌いな負け組が集まってたイメージだけど、今は異性と付き合える社会性で好感度をあげるようになったのかな?そういう戦略なのかな?まともな人間イメージを担保しようみたいな?

若者は恋愛に興味ないだの言ってたわりにオタクまで色気づいてるしなんなんだ、もう現代がわからん~!

こんな風になりたくなかった。時代の考えについていけずに昔話ばっかして、たいして見てもない最新のコンテンツに文句ばっか言ってるなんて一番嫌いなタイプだったのに。俺以外はみんなちゃんと楽しくやってるのに。楽しめるものなんてたくさんあるはずなのに。もっと展覧会行くとか話題のソシャゲやるとか腕とかにシルバー巻くとかよ!

最近マジで老害化して流行りのコンテンツより昔の作品とかの方が好きになってきた。特に完全に廃れかけてるような誰も話題にしない作品に安心感を覚えたり…推し活とか覇権アニメ文化とかフォロワー社会に疲れてしまったな。

まあレトロはレトロで情報共有して下手に流行ったら商品高騰したり議論の的になってめんどいし孤独に楽しむしかないんだけど。

寝て起きたら2000年代に戻ってないかにょ…ストレスはためないで…リフレッシュしよぉ~…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?