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芸術・アート・イマジネーション

わたしにとって芸術とは
感情が抽象化されたもの。
感情が、ある形になったもの。

だから、絵画を見て、音楽を聴いて
彫刻をみて、あらゆる芸術に触れて
胸にせまるものを感じる。

胸にせまるものは、ジャンルを問わず
みんな芸術だと思っている。


食べ物は、身体の栄養
芸術は、心の栄養

芸術なくして、心が活き活きと躍動することはないんじゃないかな?
と自分に関しては思っている。


自分1人の小さな時間と領域ではない
感情を感じさせてくれる

湧きたつ喜びと
抗えない哀しみと
震えるような怒りと
軽やかなリズムのような楽しさ

それが、自分自身の体感のある感情の
ミクロサイズだったり
マクロサイズだったりして

作者と自分の
他者と自分の感情に
すうっと一本の糸のような繋がりを感じる。

それは、大きく深呼吸をするような
安心感になる。

私の中から、それを感じ続けることを欲している。


何百年前の絵画や音楽、作品からも
それを感じるから
芸術には、賞味期限(鑑賞期限?)は無いのだと思う。

むしろ、時間が経つと
その普遍性が際立ってくる。

食べる物にすら困っているときに
絵を描く
音楽を創る
創作に没頭する

そのエネルギーの元に触れられる

作品と一緒に
絵を描きたい、音楽を創りたいという
創造への純粋性も感じられて

気が遠くなるような
折り重なった感動は
変わりのない心の栄養になる

わたしは何者か
みたいな大きな問いに向き合ってしまって
立ちすくむとき
部屋に飾ってある絵画を見ると
心が落ち着く

大好きな
東山魁夷の「夕静寂」

夕暮れの暗さに目が慣れていくように、時間差で浮き上がるように見えてくる山の樹々と滝の水。
なぜか、そこの音と風の感触をいつも感じる。
そこに暮らす生き物の存在を感じる。


コロナが明けたら、また観に行こう。
何時間でも心ゆくまで、絵の前で過ごそう。

そう想うだけで、心が湧き立つ。
もう絵の前にいるみたいに❤︎

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