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言葉の花束ーアキの詩集No.152


1.「花見通勤」


通勤中に
電車の窓から
垣間見えるの

川辺の
桜並木

少しずつ
咲いてきたね

満開になるのは
いつかな?

なんて
ぼんやり考えながら
花見をする

通勤中の
ちょっとした贅沢

お花見通勤
なかなか良いね

早朝の眠気は
辛いけど

窓からの景色を
楽しめるのは

電車通勤の
醍醐味だね


2.「チャレンジすることを諦めないで」


失敗は
怖い

予想外の
トラブルなんて
あって欲しくない

そうだよね
誰だってそうだよ

良いんだよ
失敗しても
上手くいかなくても

チャレンジした経験は
必ず次に
活かされる

ただ
やって欲しくないことが
あるとしたら

チャレンジすることを
諦めること

そんなことしたら
何の経験も出来ない

いつまで経っても
変化がない

何かを
変えたい
成長したい

そう思うなら
チャレンジすることを
諦めないで

どんな経験も
必ず
あなたが変わる
きっかけになるから


3.「本当の愛は」


相手に
尽くす愛と

相手を
見守る愛

どちらが
真の愛?

愛の中に
相手への信頼は
あるか?

愛に
正解はないけれど

確かなことは

本当の愛は
時に辛く
厳しい

でも
温かみがあるということ


4.「無題」


良い人に
なるためではないよ

完璧な人に
なるためではないよ

私は
私として
生きるために
生きているのよ


5.「独りよがり」


図太く
芯を強く

信念を持って
生きよう

自分軸で
どこまでも
自分らしく

なんて
言うのは格好良いけれど

自分の考えを
他人に押し付けるのは
自分軸とは違う

それは
独りよがりだ

私にとっての
良いは

他人にとっても
そうだとは限らない

自分を貫きつつも
人に寛容に接し

人の考えを認めることを
忘れてはならない

自分の正しさを
優先して
折り合いを付けることを
忘れれば

たちまち
自分軸は
独りよがりになる


6.「私も大好きだよ」


私の
寝ている
足の上に乗って寝る

可愛い
君よ

私が
起きて
座れば

膝の上で
丸くなる

甘えん坊の
君よ

何でそんなに
懐いてくるの?

そんな君が
可愛くないわけが
ないじゃないか

撫でてあげれば
気持ちよく
ゴロゴロする

ストレートな
愛情表現

私も
大好きだよ


7.「頑張りが辛い」


心地よく
やりがいを持って
頑張れるなら

とことん
頑張りたいけれど

どこまで頑張っても
納得のいく結果が出なかったり

楽しみもやる気も
そがれるような頑張りは
御免被るよ

あぁ
ここまで
やるんじゃなかったと
後悔する頑張りが

特に
辛い


8.「ゴロゴロ」


これから
出勤するというのに

私の膝の上で陣取り
くつろぐ猫よ

ゴロゴロ
喉を鳴らして

私の顔を
じっと見つめる

甘えん坊の
猫よ

そんなお前の誘惑に
敵うはずがないじゃないか

お前を撫でて
撫で回して

ゴロゴロ音に
身を委ねて

一緒に
くつろいでしまったじゃないか

ゴロゴロ音の
ASMR効果が
凄すぎて

危うく
遅刻するところだったよ


9.「名字」


私の
名字に

気になる
あの人の名字を宛てて

自分の
名前を口ずさむ

何だか
気恥ずかしくて

ふっと
笑ってしまったわ

ちょっと
想像してしまっただけよ

イメージするだけなら
別に良いでしょう?

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