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言葉の花束ーアキの詩集No.74


1.「天高くデブる私」

疲れた時の
甘い物

糖分摂取は
パフォーマンス維持
メンタル維持に
かかせない

そうやって
ぱくぱく
むしゃむしゃ

自分を
肥えさせていく

食欲の秋

天高く馬肥ゆる秋
と言うが

それだけ
秋は美味しいもので溢れていて

だからこそ
注意しなければならない

美味しいものがあれば
食欲がスイッチオン

食べないという
選択肢はない

そんな思考パターンだから
いつまで経っても
痩せない

頑張ったご褒美に
自分に餌づけ

控えようと思えば
ちょっと美味しいものを
目にした途端に
抑制が取れる

家族や職場から
もらったからと
言い訳をして
ひょいひょい食べる

うん
甘いね

美味しいものを目にすると
自己コントロールが
かなり甘くなる

天高く
デブる私


ならないように

秋の甘い誘惑と
上手く付き合って

糖分は
ほどほどにしないとね



2.「無理が利かない悔しさ」

調子が良かったから
やりたいことを
存分にやって
楽しんだ

頑張ることが
大好きだから

エネルギーが切れるまで
とことん頑張って

燃え尽きてしまった

結果
翌日まで疲れを引きずって

耐えきれなくなって
仕事を早退した

私は
無理が利かない体だ

ちょっとの無理が
命取りになる

それを日頃から意識して
活動と休息のバランスを意識して
生活していたのに

つい
気を抜いてしまった

無理が出来ない

分かっていたのに
情けない

でも
どうして
私は
無理が出来ないんだろう?

やりたいことを
好きなだけやる

とことん
頑張りたいことを
頑張る

そのためには
多少の無理が
必要だったりする

私には
叶えたいことが
色々あって

それを達成するためには
それ相応の
エネルギーや耐久性が
必要だと思う

でも
この体だと
難しいかもしれない

だって
無理が利かないから

こまめに休息して
負荷を分散させれば
ある程度は対処出来る

でも
あれが解決したと思えば

また
別の問題が出てくる

どうしてこんなにも
私は不調が出てきてしまうのか?

ある程度
頑張れないと
私の夢は達成出来ないだろう

私の抱く理想を
叶えるために
とことん頑張りたいのに

頑張りを
制限しろというのか?

悔しいよ

色んな人の協力や
配慮を得て
今日の平穏を得ている

それは
感謝している

けれど
こんなにも自分が
弱くて脆いと思い知らされると

本当に悔しくて
情けない

何と向き合い
何を解決しなければいけないか?

自分は人一倍
根気はある

だけれど
耐久性が
人並み以下だ

根気と耐久性が
合致しない

頑張りたいのに
体がついていかない

その
フラストレーションっていったら
ないよ

そんな状態でも
生きていけと言うのか?

そういう運命の下に
生まれているなら

やってやろうじゃないか



3.「あなたも相手も同じ人」

思いやりは
大事

でも
それを軸に動くと
自分が辛くなる

思いに
振り回され

自分が
ぶれる

だからと言って
相手の思いを
汲み取るふりをして
聞き流す

機械的に
接する

物を扱うように
相手を管理し

出来てなければ
きちんとやれと
指摘する

そんな
ドライな接し方も
何だか嫌だ

人は
物ではない

ちゃんと
心があって
生きているのだから

心がないがしろにされた
接し方をされたら
誰だって心が傷つく

自分も相手も
大事にしながら
関わるには

相手を知ること
知ろうとすることが
必要

それがあって
相手との信頼は築けるし

相手が
快く動いてくれる

相手が
自分の思うように
行動してくれない

それは
あなたが
相手をよく理解出来てないから
そうなるわけだ

管理され
コントロールされるために
相手はいるわけしゃない

あなたも相手も
同じ人

何で
やらないの?

そこで
終わらないで

きちんと
理由や思いを聞いて

物を扱うように
人を扱わないで

そこにいるのは
心を持った

あなたと同じ
人なのだから



4.「遊びの天才」

めんつゆの栓が
床に落ちていれば

ちょいちょい
つついて
転がして

ドリブル
シュートを決める

無垢な猫

あぁ
うちの猫は
遊びの天才だ

という
猫自慢のポエム



5.「ネガティブ中毒の克服」

やりたくない
仕事をやって

案の定
疲労困憊で
ダウン

私も
仕事に責任を感じているから
嫌だけどやった

疲れたときは
ネガティブに逃げた方が楽だ

ネガティブは
麻薬だ

今までは
ネガティブ中毒に
はまっていたのに

最近は
ならない

それだけ
心が成熟したのか
強くなったのか

被害者意識も
批判も

だんだんと
手放せてきているのかな?

そんなものに
依存しなくても
生きていけると

心が
ネガティブを
強く望まなくなってきた

それだけ
成長したんだね



6.「懐かしい匂い」

寒空の下

どこかの畑で
火をおこしているようだ

漂ってくる
煙の匂いは

田舎独特の
懐かしい香りだ

幼い頃
家の裏側で

父や祖母が
草やゴミを焼いていた光景を
思い出す

パチパチと鳴る音や
舞い散る火の粉や灰

どれも
懐かしい

煙の匂いは
嫌いじゃない

ほっとする
匂いだ



7.「情けない」

電車の中
はしゃいでいるのか

座らず
手すりにも掴まらないで

揺れる電車に対して
どれだけ踏ん張れるかを
試して遊ぶ
小学生達

危ないな

倒れたら
小学生も危ないし
周りを巻き込むリスクもある

でも
誰も注意せず
みんな
素知らぬ顔

そういう私も
声をかけることが
出来なかった

子供は
親や教師だけじゃなくて

周りがみんなで
育てていくもの

たとえ
知らない子供でも
いけないことは
言うべきだ

一昔前は
それが当たり前だった
はずなのに

私も含めて
誰も何も言わない

みんな
注意する勇気も責任も
持とうとしない

そんな大人達も
情けないね

子供達も
大人達も

自分のことしか
見えていないし
見ようともしない

だから
何も言わないし
何も言えない

本当に
情けないったら
ありゃしないよ



8.「月の楽しみ方(エッセイ風)」

月と言えば
満月が一番だと
一般的には言われるけれど

多少
欠けている方が
魅力があると思うの

完璧でない方が
親しみやすい

そこは
人と同じだよね

雲1つない空に
こうこうと光る月も
素晴らしいのだけれど

私は
雲に覆われていて

雲の中から
ぼんやりと光って

たまに
雲間から顔を出す様子が
たまらなく好き

澄んだ光を放つ月も
朧月も
良いし

日中の空に
ちょこんと浮かんでいる
有り明けの月も
また良い

昼間であっても
場違いな感じがしないのが良い

月は
色んな楽しみがあって
面白い



9.最後に

3.の詩について

先日、作業所のボランティアに行ってきました。
そこで感じたことを詩にしました。

お読み下さりありがとうございます。





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