見出し画像

言葉の花束ーアキの詩集No.12

1.「心の土壌」

文句や愚痴の
ネタとなる「種」は
そこらじゅう沢山ある

それが
自分の心の土壌に蒔かれてしまったとき

育ててしまえば
心の養分が吸われ

文句や愚痴という果実が
実ってしまい

それを食べた自分は
心が汚染されていく

だからこそ
心の土壌にその種が蒔かれた時に
育てないようにすること

芽が出たとしても
すぐに摘み取ること

それが出来れば
心の健康や理性が
保たれる

また
文句や愚痴が育たないような土壌にし

その代わり
感謝や優しさが育つような土壌を
作っていけば

心の畑が
より豊かになるだろう


2.「虹を通して笑いかけてくれたよ」

さっきまで
雷雨が降って
荒れていると思っていたら

父に呼ばれて
外に出てみたら

見えたよ
青空に
大きな虹が

綺麗な虹だね
そう言って
父娘で見上げて
笑ったよ

水害は起こるし
病疫も止まず
世間はあまり
好調ではないけれど

そんな最中
お天道様が見せてくれた
この大きい虹は

きっと
精一杯頑張って
生きている私たちへのエールなんだって
私は思ったよ

ちゃんと見てくれているんだね

与えるのは試練ばかりじゃない

虹を通して
微笑みを見せてくれたよ

虹はいつの間にか
消えてしまったけれど

きちんと
私の心に
残っているよ

お天道様
私たちに笑いかけてくれて
ありがとう


3.「頑張るために頑張らないで」

私は努力家だから
どこまでも
いつまでも
頑張り続けることが
得意だ

ただ

頑張りすぎて
頑張り続けているうちに

「何のために頑張っているのか?」を
目的を忘れて

いつの間にか
頑張ることが目的に
変わってしまうことがある

もしかしたら
今もそうかもしれない

自分の思うとおりに生きるため
頑張ってやっていることがある

でもその努力の結果が
なかなか出なくて

努力して
報われる未来が
なかなか浮かばなくて

「これって
やり続ける意味があるのか?」
という疑問を抱きつつ

ただひたすら
頑張り続けている自分

頑張り続けて
やってみたけれど
結局ダメだったという過去を
繰り返しているのに

私はそれらから
何を学んだのか?

何で頑張り続けてしまうのか?

頑張る以外の生き方を
知らないからか?

走り続けた先に何があるのか
いったん立ち止まって
考えてみようよ
その余裕を持とうよ

先が見えないまま歩き続ける

それは格好良いようで
実はかなり危ないギャンブルだよ

考えてみた結果
「これはダメだ」と諦めて
逃げても良いよ

逃げて拓ける道もあるから

頑張るために頑張るなんて
しなくていいよ


4.「疲れているときほど自分を責めたくなる」

疲れて
しんどいと時ほど

何で私は
自分を責めるんだろう?

「お前が悪い」
なんて

どこから
そんな言葉が出てくるのやら

深層心理が
関係しているんだろうけれど

私は
私の味方ではないのかな?

「私は悪くない」
そう自信持って
言えない自分がいる

そりゃ
私だって間違いは起こすから

後悔ばかりの
人生だ

だからと言って
罵られる筋合いはない

どうしたら
自分自身が
自分の味方をしてくれるのだろうか?

頑張っている自分を
心から励まして
心から支える

それが出来るには
どうしたらいいか?

まずは
心身のストレスケアをして
心のバランスを取ることから
始めるべきだろう

自分を保つ余裕を持つには
心身共に健康であること

つまり
バランス調節をすることが
大事だ

そのために
必要ならば
十分な休養が必要だ

余裕がなくなるから
自分を攻撃したくなる

常に心の鎧は
着なくて良い

時には
鎧の紐を解き
ゆっくりくつろげる時間を作ること

一人で抱えすぎない
たまには
誰かと一緒に
その荷物を抱えてもらっても良い

気持ちを客観視して
コントロールしているつもりになって
抑圧していないか?

そうだとしたら
ガス抜きが必要だ

心が爆発して
壊れてしまう前に
対処しなければいけない

大丈夫
頑張りすぎたね

ありがとう
ただただ
生きてくれて
ありがとう


5.「多頭飼育の結果」

「あのね
猫、増え過ぎちゃってね」

「ノミ、ダニのアレルギーが出ちゃって
痒くてもう参っちゃう」

「役所に相談したら
処分しましょうっていうことになって」

そんな話を
貴女はただの
世間話をするような感じで言うけれど

ちょっと待ってよ

猫を処分するって
飼っていた猫たち
殺すってことでしょ?

「痒くて仕方ない」なんて
しきりに言っているけど

それは
猫たちも一緒だよね?

貴女は猫を手放せば
それで済むけれど

猫たちは
ノミダニの対処もされず
あげくに殺されるんだよ?

貴女の体の痒みなんて
どうでもいいよ

貴女は何で
自分の痒みばかり気にして
猫達のことを
ついでのように話すの?

保護猫団体や
動物病院には掛け合いましたか?

何?
どこの保護猫団体も
受け入れ先がない?

ならば
仕方が無いね

じゃ、ないでしょ?

猫は何匹飼っていますか?
何?
10匹?

あのさぁ
何度も言ったよね

飼い猫の
去勢と避妊は
必ずして下さいって

子猫はやったけれど
肝心の母猫が
なかなか掴まらなくて困るなんて言って

放置したから
こうなったんでしょ?

前にも
生まれた子猫を
「これ以上増えたら嫌だから
捨てに行くんだ」なんて
平然と言っていたね

私は
里親サイトを探して
紹介して全力で止めて

そのサイト経由ではなく
別ルートで引き取り手が見つかって
何とかなったけれど

今回ばかりは
どうにもならないね

他人が言うのも何だけれど

貴女は本当に
責任能力がないよね

生き物は
「可愛い」という気持ちだけでは
育てられないよ?

貴女の分け隔てのない優しさは
認めるけれど

何というか
考えが浅い

おままごと感覚で
飼われて
最期には処分される猫たちが
本当に可哀想

猫が可愛いという気持ちはあっても
結局自分本意で
都合が悪ければ
捨てる
殺す

貴女のような人は
生き物を飼ってはいけない

私はそう思う


6.「許せない母の発言」

「いつ結婚するの?」

までは許すよ

だけどね

「お兄ちゃんという
お荷物がいるんだから
頼りになる人と早く結婚しなよ」

兄の聞こえる位置で
平然という

そんな母親を
尊敬できる娘がいますか?

確かに兄は
引きこもりニートだ

それが恥ずかしいと思うのは
分かるよ

だけれどね
何で本人の聞こえるところで
言うのかな?

て言うか
本音が出たね

じゃあ
私も言うけれど

貴女が兄を
こんな風にしたんだよ?

退行現象
めちゃめちゃ出ているのが
恥ずかしいか?

きちんと愛情を伝えず
放置した貴女が
いけないんでしょ?

まず
向き合って
今の兄を受け入れなきゃいけないよね

自分のことだけでいっぱいになっている
今の貴女には難しいかしら?

「お荷物」という考え
母親の言う言葉とは思えない

私は
貴女を母親とは認めない


7.最後に(詩の説明)

今日は大分疲労困憊しているので

5.の説明だけします。

5.の詩は職場の同僚のおばさんの話です。
多頭飼育崩壊の結果です。
仕方ないで済むのでしょうか?
この人は「痒くて仕方ないのよ」なんてしきりに言って
笑っていましたが
少しも同情できませんでした。

このような人が生き物を飼っていいはずがありません。

No.12の詩集は以上です。

お読み下さり

ありがとうございます(^^)/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?