
【映画レビュー】シンプルな見た目で闇が深い!『カムサ 忘却の井戸』の感想と監督トークイベントレポ
新潟国際アニメーション映画祭の長編コンペティションノミネート作品のレビューシリーズ。
『カムサ 忘却の井戸』のざっくりとした感想
『カムサ 忘却の井戸』を観てきました。

カムサ 忘却の井戸
(英題:Khamsa - The Well of Oblivion)
制作年:2022年 / 制作国:アルジェリア
監督:ヴィノム
暗い井戸の中で、アディと呼ばれる記憶喪失の小さな男の子が意識を取り戻し、2人の奇妙な生き物とともに、その記憶を取り戻そうとするという物語となるそうです。2015年に短編としてトレーラーが発表された作品なのですが、この度長編企画として復活のアルジェリア初の長編作品です。
監督はアルジェリアのイラストレーター、ヴィノム氏。
本作を観た感想をざっくり一言で言うと……
佳作。
キャラクターが可愛い見た目なので可愛いお話が展開されるのかな?と思いっきり闇属性な映画なところにも驚かされる一品。そんなオチなの!?と衝撃を受けました。
間延びしがちで眠くなることは否めないけど、そこも含めて本作の味ですかね。

ネタバレも含むもっと踏み込んだ感想や新潟国際アニメーション映画祭では監督のトークもあったのでそちらのレポも紹介します。
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『カムサ 忘却の井戸』のもっと踏み込んだ感想
■シンプルなんだけど安く感じさせないルックとデザイン
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