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油断できない優良作!Netflix配信ロシア産アニメ映画『秘密のまほう管理局』の感想

Netflix配信のアニメ映画話を。

『秘密のまほう管理局』のざっくりとした感想

2021年3月25日にNetflixで配信をスタートした『秘密のまほう管理局』のレビューを今更ながらお送りします。

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秘密のまほう管理局
(原題:Ганзель, Гретель и Агентство Магии)
製作年:2021年 / 製作国:ロシア・アメリカ
Wizart製作
監督:アレクセイ・ツィツィリン

ヘンゼルとグレーテルが主人公のスパイ物(?)という意外なジャンルミックス作品です。

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監督は『雪の女王新たなる旅立ち』のアレクセイ・ツィツィリンさん。制作スタジオは同じく『雪の女王』シリーズのWizartです。

本作を観てみた感想をざっくり一言で言うと

え、いいじゃん

と言う感じで、個人的にはそんなにハードルが上がっていなかったせいもあるのですが、かなりポジティブな感じの映画でした。

Wizartさんの代表作『雪の女王』シリーズなどを観ている限りは、他の国の3DCG長編作に比べて見劣りを感じていたのですが、今回は安心して楽しめる仕上がり。これはアリ。

童話×魔法×エージェント物という作風や外国のお菓子ライクな派手な色合いの組み合わせは結構新鮮。わずかな登場シーンでヘンゼルが凄腕のペテン師だけど実は良い奴、というキャラクターの見せ方のスマートさとかすごく好き。欲をいえばあとはキャラクターデザインですかね。

マイナー作品かと思いきや、配信開始当時は日本の映画ランキングで10位以内に入っておりWizartアニメーションの時代が来ているのかもしれません。

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以下、ざっくりではなくもっと詳しい感想を書いていきます。

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