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新・『ノスタルジアの贖罪』のあれこれ③

おつかれさまです、ネイティです。
こちらの続きです↓

以下の内容はあくまでも私の役作りのための勝手な設定で、公式とは違う可能性もあります。
その旨ご認識ください。

■操の復讐型幽霊

岩永明(いわながあきら)

中小メーカー時代の操の同期で、初期の配属も同部署だった。
性格は社交的で人見知りせず、第一印象が良いタイプ。他人に弱みを見せない。
取引先の営業に気に入られやすく部署内の人間関係も良好だったが、仕事の詰めが甘く細かいところで雑な面もあった。操とは同期としてはそこそこの関係だが、実は操に好意を抱いており、操をよくイジったり、飲みに誘うことが多かった(操はあくまでも同期として交流しているだけで、岩永の好意には全く気づいていなかった)。
3年目から岩永が工場への異動となる。すると詰めの甘さが悪い方向に働き、業務上のミスが増えていく。上司から頻繁に厳重注意を受けるようになり、ストレスをためていく。それでも明るく気丈に振る舞うが、そのことで工場の社員たちからは「仕事ができないくせにヘラヘラしやがって」と反感を買うようになる。
操の東京移転直前に、操に告白する。しかし「岩永さんに対してそういう気持ちは一切ない」と一蹴される。ショックを受けるもなお気丈に振る舞い、「お互いこれからも同期として頑張ろう」と笑顔で操の栄転を応援する。気を取り直して頑張るが、思いの外ダメージは大きかったようで仕事で更に空回りし、状況が好転しないまま自主退職。
自分の不甲斐なさを反省する一方で、こうなったのは自分をうまく活用しなかった会社のせい、自分を手痛く振った操のせい、と他責思考にも囚われる。転職活動も思うようにいかず家族関係も悪化し、何もかも嫌になり首吊り自殺する。死ぬ瞬間に他責思考が勝ってしまったことで、復讐型幽霊となってしまう。

画像がないと淋しいと思ったけれど、
こういう画像しかなかった。
楽屋でふざけてるところ。本編とは無関係です。

■不思議な世界に紛れ込む

操が東京での仕事で多忙を極めていたころ、長年実家で飼っていた愛犬のテツが亡くなったことを妹からの連絡で知る。しかし実家に帰る暇もなく、火葬に立ち会うこともできなかった。
転職を決め、会社を辞めたことでようやく時間を作ることができたため、久々に実家に帰ることに。その前に挨拶のため、勤めていた会社の名古屋本社へと向かう。実はこのとき既に、岩永の復讐型幽霊の世界に紛れ込んでしまっていた。
気づくと操は本社ではなく工場の前にいた。不思議に思いつつも、顔見知りである工場の社員たちに挨拶しようと中に入るが…

長くなりそうなので、続きは次回。

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