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「親子の居場所でした」

今日は第2回Neiro展初日でした。
自分のLINEのタイムラインに告知をしたら、
8年くらい前にピアノを教えていた子のママから連絡が。

「来月中2です。展覧会いきますね」と。

幼稚園からの付き合いで、久しぶりに会える子。
背が私より大きくなっていてびっくりしました。

こだわりが強くて、大変な子だったけど、
自分の子に重なることもたくさんあったので、
本当に可愛い子でした。
大きくなって、「こだわりがなくなった」と聞いて
「あの時のこだわりなんだったの〜」と、
ママと笑い合える時間がとても嬉しかったです

でも、やっぱり、辛い時期もあったようで、
「息子のこだわりをみてしまうと辛かった」
と振り返るママ。
わかる〜〜私もそうだった。

どうして、こうなの!?
周りはできているのに!
と悲しくなって、辛くあたって…

でも、今は成長して、
むしろ「こだわりが強い子」の小さい子の気持ちがわかるとのこと。
グレーゾーンの子特有の、繊細な、優しさだな、って思います。


帰り際、彼のママが、

「ピアノを習いに、というか親子の居場所だった」
「一緒に子育てしてもらった」

と言ってくださいました。
とても嬉しかった。

ただ寄り添うことしかできなかったし、
戦友として過ごした時代だったけれど、
きっと、私もそのママも、
1人きりではなかったんだと思えました。

ちなみに、犬も猫も嫌いだった彼。
でもピアノを弾いている時、
なぜか彼のピアノには、うちの猫が吸い寄せられて
いつもピアノの上に座ってた。
ちょっと席を立つと、椅子を取られていたり 笑

動物は優しい人がわかるからね。



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