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自分で働いたお金を自分で使う喜び。

ワーママというにはあまりに憚られる仕事量ですが、土日祝+どうしても〆切が近い深夜に、少しだけ作業をしています。長女の産前にやはり切迫と妊娠悪阻でPMとして働いていた会社に迷惑をかけまくり気を病んで産休ではなく退社という選択をしたあと、コロナ禍というこのご時世に保育園に預けることが憚られ(というかビビり散らかして)自宅にいながらまだ小さかった娘が寝てる間にちょっぴり憧れだった「動画師」というものを目指しました。アニメーターでも動画クリエイターでもない、動画師。界隈にいる方はピンとくるだろうし、知らん方はなんのこっちゃがな、という職業というにはあまりに曖昧な概念の中に身を置いています。

一度社会から離れてしまうと保活というハードルは高い話はよく聞くけれど実際よく知らない活動にチャレンジする勇気がなくそのため会社組織に戻ることもなくダラダラと気がつけばまたもや臨月なんですが。そして二人目についても保活から逃げたいあまり結局ダラダラと隙間時間で今の仕事を続けいつの間にやらブランクが凄くて戻りたくても会社組織には戻れない未来が見えるんですが(ていうか未来じゃなくても今既に戻れないと思う)

個人事業主ってやつをやってると国民〇〇とか名前のつくやつが一律馬鹿高いじゃないですか(口が悪くてすみません、これでもクソ高いって書いた書き直し)しかもげに恐ろしきは国民年金、ひたすらに還元率が悪い(そうじゃなくても我々の世代は年金がいくら返ってくるか本当に謎)払う価値を考えてはいけないモノ。即ちガム。じゃない義務。
今の仕事は楽しくて楽しくて楽しくて、今までプロジェクトの超末端のプログラム組んだりそれをまとめたりする仕事をずっと続けて来たので、自分の名前の入った何かが世に放たれる快感とそれに何かしらのリアクションが返ってくる世界線ってもう離れ難いことこの上ないんです。さらに自分一人でやってることなので(正確にいうと旦那くんに営業面でかなり助けられてる、コネとかコネとかコネとか)もちろん〆切はあれどその間のスケジューリングの自由度が高いので育児とも大変相性が良い。その代わり、営業+ディレクション+実作業を安定して回していかないとならないし、突然病(というか切迫)で倒れた瞬間セーフティネットが何もないので即座に代わりを見つけなきゃいけないし(自分の取り分だけでは補填しきれず赤字になることも)積み立てるものも自分の貯金と保険しかないので将来性としては恐ろしい。

私の会社勤めの際の経歴としてはエンジニア→プロジェクトマネージャー→プロダクトマネージャーだったんだけれども(そしてデザイナーに対する渇望に近いほどの憧れが強く動画師になったんだけれども)プログラム言語って生物なので常に切磋琢磨してないとあっという間に使い物にならなくなる(事実私の使用してた言語はみんな主流ではなくなりつつある)マネージメント経験は経歴としては書けるけれども組織によって全く異なる動き方になるので実際の経験値は大して役に立たない(スクラムってまだ生きてる?息してる?)ましてや動画技術は完全なる独学なので企業相手に太刀打ちできる代物とは思えない。
web構築ができてデザインができて動画作れるなら就職に困らないように見せかけて、こう、、、改めて書くと一個もモノになってないんすよね、、、こわ。

結局将来性に対して得体の知れない不安を抱えながら今の生活を続けていくしかないんですが(こうまとめるとおそらく日本人の8割型同じ気持ちだと思う)それでも自分で働いたお金を使う喜びって格別だよね。旦那から生活費として頂いたお金もとてもとても大切なモノなのだけれど、自分で稼いだお金ってやっぱり使った時の高揚感がすごい。なんつってるから全然お金貯まんないわけですよスーパー自業自得。どう考えても会社勤めして給料日を一定にして頂いて憧れの厚生年金をお支払いし、予め定期貯金して、残った少ないお金を生活費の足しにするのが一番なはずなのに、今の生活が居心地よくて(ていうかやっぱり保活&就活のWハードルがそびえ立つ)抜け出せないのです。いつか抜け出せたらいいなー(他人事)

そして都度入るお給料という名の臨時収入で、いつもは躊躇する西松屋オリジナルブランド以外の何かに手を伸ばしてしまうんですよね。いや、私は西松屋を裏切らないので西松屋からは出ないんですが、エルフィンドールやクラシック以外の例えば娘の大好きなディズニープリンセスコレクションのお洋服とかさ。喜ぶ顔が見たくて買ってしまうんだよな〜まあ大体外すんだけど。

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