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【11】 隣人ガチャで大ハズレ!「動かざること行政のごとし!」

この話は私と隣人(ガチャ)との生活を記録した、全てノンフィクションの日記です。
人物・地域特定ができないように氏名・名称などは一切掲載していません。
掲載する場合は全て仮名を使用します。
同じような悩みを抱えている方の参考になればと思います。


■登場人物



息子
お隣さん = ガチャ
お隣さんの親族 = ガチャパパ
裏の家 = Aさん
お向かいの家 = Bさん
アパートAさん(1人暮らし)

■前回のおさらい

突然ガチャパパとの対話が実現したことで、新しい情報が入ってきた。
ガチャの親族が出てきたことで、これまで動かなかった行政もやっと動くと思ったところ。

■何も変わらない日常

警察が来ると当分の間は静かになるのですが、すぐに元の生活に戻ってしまうガチャ。
ガチャパパと別れてから数カ月は相変わらずな感じ。
ガチャパパはちゃんと動いているのか不安。
でも、そこだけが救いでもあるので、下手に刺激しないで待つことに。

■行政にも相談

ガチャパパだけに任せておいて、後でダメでしたとなったら怖いので同時に行政へ相談。
役所は全く動かないので、さらに上に相談。

行政苦情110番
総務省行政相談センター「きくみみ」

すごい名前…
動いてくれそう…

電話で詳しいことを話すとじっくり聞いてくれた。
結果として、相談先は役所より保健所だということで「きくみみ」さんから保健所に状況を聞いてくれることに。

動いてくれそう!

折り返しの電話も早い!
これは期待ができそう。

結果、動かない!

やっぱり動かないんかい!

末端の判断は上に行っても同じだった。
これは親族じゃないとか関係なく、動かないのがデフォルト。
事件にならない限り知らんぷりをするスタンス。

結局ガチャパパを待つことに…

■過激化するガチャ

最初のころはうちの近くでの活動がメインでしたが、ここ最近はアパートの人とトラブルを起こすことがメインに。

特に激しいのがアパートAさんとのトラブル。
おじいさんなので容赦がないので思いっきり怒鳴りあう。
一度話に行った時も血を見るんじゃないかというくらい激怒。

これまでは高齢者などが多いので、一方的に迷惑行為をして警察が来るという感じだが、最近はアクティブに。
迷惑行為をしたらその場で反撃を開始。

今回初登場のアパートCさん(アパートBさんは速攻で引っ越しました)。
アパートCさんは海外の方で怖いもの知らず。
ガチャが怒鳴ってきても「なんだコノヤロー」と逆に追い掛け回す。

■トラブル発生

ガチャが騒いだらなるべく状況を把握して、顔を出すようにしている。
その日も「何かする」と直感がしたので警戒していたら、案の定外で大声が。

しかも一人じゃなくて複数人の声がする。
外に出てみると、アパートAさんとアパートCさんがガチャの家の前に。
何かと話を聞きに行こうとしたら、変なところからガチャが出てきた。
まぁ、こいつだろうな~と思ったらアパートAさんとCさんが「こっち来い!」とガチャに歩み寄る。

走って逃げるガチャ。
道路に飛び出して激走。
買い物袋の中身が飛び散る。
道路の真ん中に転がるスムージー。
道に散乱するチャーハン。
家の前で落下する餃子。

自宅の周りを逃げ回り何とか家に逃げ帰ったガチャ。
交通の妨げにもなるので落下したものを集める。

やっと落ち着いたのでアパートの人たちの話を聞くと、ガチャがアパートの人の車の上や玄関にゴミを置いていると。
確かに、監視カメラを確認すると何やら置いている。
それを注意しようと制止しようとしたら走って逃げまわったと。

ガチャは基本逃げる。
叫びたいだけ叫んだら逃げる。

こっちがダメージを追うだけで何も解決しない。

■警察大量出動

家の中に逃げ込んだガチャ。
アパートAさんが警察に通報することに。
同時に玄関に出てきて警察らしい人に電話するガチャ。

余裕満々で自分は悪くないという感じ。
目の前で話しているのをはじめてみる機会なので興味津々。
電話をするガチャ。
なぜかスピーカーモードで内容が丸聞こえ。

電話先「どうしましたか~トラブルですか?」
ガチャ「3人います」
電話先「どこにですか?」
ガチャ「3人います」
電話先「警察呼びましたか?」
ガチャ「3人います」
電話先「警察に通報してください」

ワンフレーズだけで会話が進む謎。
どうやら警察ではなくて病院の人かな?
そのあと通報するガチャ。

警察「事件ですか事故ですか」
ガチャ「3人います」

そこもワンフレーズ!!

警察が来るということで、アパートAさんの通報も合わせて警察が2つ来ることに。
結果として6人の警察官が出動。

パトカー2台が通りを埋める。
はたから見たら大事件が起きているように見える。

■警察の対応

前にも警察官が出動しているのでそこまで期待はしていない。
注意して黙らせればいいというか、それしかできない。
警察の見解は毎回同じ。

「逮捕はできない」
「暴力がないので動けない」
「連行もできない」
「厳重注意」
「精神病の人の扱いは難しい」

警察にできることはないと分かっているので、さっさと保健所につなげてほしい。

こんなことになっても動こうとしない行政。
何か事件が起きないと動けない、誰かが殺されるまでは動いてはくれない。

■警察を呼ぶ頻度

3年前から始まったガチャの奇行。
最初のころは年末だけで寒くなると騒いでいた。

だが今年は季節関係なしに大声を出し、ゴミを置いたりと活発化している。
警察も毎月から毎週へと変わりつつある。

裏のAさんはガチャの行動に困って交番に行ったら「そんなんじゃ動けません」と警察からも突き放されたとか。

精神的被害は警察では危害にはカウントされない、物理的な危害がないと動けないというのが、警察の限界。

ついこの前も深夜にずっと大声を出していたので警察を呼びました。
とにかく声がでかい…
ペアガラスの家の中から叫んで、ペアガラスの家の中まではっきり聞こえる声って。

今回はここまで。
次回「通院していた病院が判明!」
お楽しみに。


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