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健やかな毎日を過ごすには

こんにちは!よもぎ先生です。今回は少し概念的なお話をしたいと思います。
健康でいることのありがたさは、病気にならないとなかなか理解できないことが多いですよね。特に女性は、少なくとも1か月に1度は健康体とは言えません。出産を経験した日には、今までの日常が当たり前ではなかったと感じる人もいることでしょう。
お金持ちで容姿端麗、IQが200でも、体が健康でなければそれを活かすことはできません。健康は単なる五体満足だけでなく、「何事にも縛られずに自由に生きられる人間かどうか」という精神性にも関わってくる重要なテーマです。

健康は人生の基盤

10代から20代では不健康な生活でも元気に過ごせることがありますが、年を重ねると健康でい続けることの難しさに直面します。30代ではまだ無理がきくかもしれませんが、ここで不健康な生活を続けると、40代以降にそのツケが回ってくることでしょう。
古代の人々は、10代から30代までは身体のエネルギー(気血)が充実している時期と考えていました。しかし、これは先天的な素質や遺伝的な力の差だけでなく、日常生活で養われるべき睡眠、食事、環境(後天的な精)が悪い場合、寿命が短くなる可能性が高まります。

身体の声を聴くことの重要性

日常的に身体の声を聴いている人は、身体のことを考えて日々を過ごすことができます。しかし、忙しい生活の中で身体の声が聞こえない人は、病気になってから初めて向き合うことが多いです。特に現代社会では、頭痛がしたら薬局で痛み止めを飲み、深夜まで起きてお菓子を食べるなど、養生とは程遠い生活を送る人が多いです。
また、しっかりと寝て、食べて、運動している人でも、ケミカルな物質を溜め込んでいることがあります。人工甘味料や保存料が多い飲み物を摂取したり、栄養を全て流したカット野菜を食べたりすることは、質的な栄養失調につながります。現代社会では、こうした隠れた栄養不足による健康被害も考慮しなければなりません。
だからこそ、私たちは自分の身体が何を必要としているか、何が過剰なのかを自覚する必要があります。自分の身体は唯一のバロメーターなのです。

自分の限界のラインを知る

例えば、お酒の許容量は人によって異なります。同じビールを飲んでも、肝硬変になる人もいれば、アルコール中毒になる人もいます。匂いを嗅ぐだけで真っ赤になる人もいれば、10杯飲んでも次の日に元気な人もいます。
社会経験を積んでいれば、「これ以上飲んだら吐くな…」と自分の許容量を把握できるはずです。同様に、食べられる量や睡眠時間、運動量にも無意識にボーダーラインを持っています。そのラインを越えなければ大事には至りません。
しかし、問題はそのボーダーラインが年齢や季節、環境によって変化していることです。全盛期の自分のラインに固執するのではなく、いまの身体の状態を正しく理解しましょう。

自分の身体は自分しか治せない

東洋医学では、個体差を考慮して身体のバロメーターを見ることが重要です。大切なのは、「いま、じぶんの身体に何が起きているのか」を把握し、「まともな状態に持っていく」ことです。身体はさまざまなシグナルを出していますが、これを理解することで早めに対処できます。
自分の身体を知り、きちんと労わることは、健康を維持するための基本です。東洋医学の知識を活用して、自分の身体を大切にしましょう。
もしあなたがこの記事にたどり着いたなら、東洋医学を生かすチャンスかもしれません。ぜひ自分の身体を労わってくださいね。このnoteでは東洋医学の具体的な知識を提供していきます。また、それらの知識をきちんとご自身の体質に合うようにカスタムしたアプリが「Neiby」です。(アプリは現在製作中です!リリースをお待ちくださいね)


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