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チャレンジ

気づいたら呼吸が戻っていた。1ヶ月ちょっとだったかな。今回は結構長かった。

この間のことについてカウンセラーの先生に話したメールより。

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親からもらった信念について、思い当たるものは、
よく母親から

「あんたたちは私がしてあげているほどのことは
絶対にできない、親になればわかる」

と繰り返し言われてきたことです。


母親がフルタイムで大変な仕事をしながら
子供のことも家のことも
父親の実家のことも祖父母のことも親戚関係も
常に忙しくやっていて、
しかもまだ幼い自分に愚痴ばかり言う姿を見ていたので、
その通りだ、と感謝する気持ち以上に
こんなに大変で幸せそうじゃない日々を送るなら
自分は母親になんてなれない、
なるのがこわい、

と思うようになったと思います。


さらに大人になるにつれ、
母親とは正反対で自分のことばかり優先して
家のこと、子供のこと、自分の両親や実家のことですら
母親に任せて一切やらない父親の血を
より濃く受け継いでいる自分に気づいて、
こんな私が母親になったら、
私が自分を殺して自分らしくない人生に身を費やすか、
家族が私の犠牲になって不幸になるか、
どっちかしかない

思い込むようになりました。


そこから

一人の人とだけまじめに付き合う
→結婚相手、深く長く一緒に過ごすパートナーになる
→母親のように自己犠牲を払って相手に尽くし、
 自分らしく自由に生きることを諦めなければいけない

という信念につながったのだと思います。
前にお話しした祖母の話も関わってきますが。


その信念を持ち続けるメリットは、
私が母の分身として母に認められることだったのかなと
思います。

今私は母に認められたいという気持ちはもう
(多分)ないと思いますが、
誰かのパートナーや母親として生きるとなると
母のような生き方以外の生き方が
よくわからない、
よくわからないから母のようになってしまうんじゃないかという
恐怖心が常に生まれる
というのが
正しい気がします。


それは私が結局長く一人の人と付き合うことや
母親になることを避けてきて、
母の呪縛から離れて自分なりの生き方を模索しようと
チャレンジしなかったからだと思います。
(一応結婚してチャレンジしましたが、
道半ばで終わってしまったので…)


でも今回は先生とのセッションでだいぶ、
すぐには変われなくてもチャレンジしよう、
とにかく自分がその都度感じることをやってみよう、
私は自由に生きていいんだ

という気持ちになれたので、
彼とパートナーになりつつも、
今までとは違う方法を模索しようとしています。


実は彼には小さな子供がいて、
ただ、親権は別れたママの方にあり、
彼は週末パパでして、
今までだったら絶対に子供と会ったりはしなかったと思いますが、
彼が
「いろんな大人と会わせていろんな体験をさせたい」
と言うので会って一緒に遊んでいます。
いつまでこの関係が続くかはわかりませんが、
たとえ続かなかったとしても、
一緒に過ごした時間、
子供ちゃんにとって笑顔の多い時間になればいいと思って
会っています。
そして私自身も不思議と普通に楽しくて、
もし彼に親権があってこういう関係になっていたとしたら
お母さんになるのも悪くないかもしれない、と
思えるようになりました。

子育てがそんなに甘くないことはわかっていますが、
自分自身が
「人の親になってもいい」
と思えたことは、自分にとっては大きな成長
だと思っています。


今まで、

「母親とはこうでなければならない」
「親子はこうでなければならない」
「そうできない私は親になる資格はない」
「私みたいな者が親になっては自分も子供も幸せになれない」

ずっとそう思ってきたんですよね。


実は彼も幼い頃にギャンブルや女性問題のあった父親と離れて過ごしたので
父親というものをほとんど知らなくて。
それなのに、ちゃんと子供の面倒を見ていて
すごくいいパパなのです。

私は彼に
「自分がお父さんを知らないのに、父親になることに抵抗なかったの?
怖くなかったの?」
と聞きました。

彼はトコロさんとか漫画とか、
いろんな父親像を知って
そんなに気負わず、子供から学んでちょっとずつ
父親になればいいんだなと思ったから怖くなかった、
と。


それを聞いて、安心して彼の子供に会えたのかもしれません。


彼の子供に会っていることを
友達に言ったら
同じ年頃の子供を持つ友達の中には
「子供が混乱するから会わない方がいいんじゃない」
と言う人もいましたが、
私は彼と彼の子供を見たり、
元奥さんの話を聞いたりして(もちろん彼からの話だけですが)、
そうは思わないし、
友達でもみんな意見が違うし、
実際に子供にどういう影響を与えるか、
子供がどう感じるかは誰にもわからない、
なら、よくなるように、と思って
できるだけのことをすればいい、と
思えてます。


私の母も、一生懸命、いい母親になろうとしてきたのに、
結果、こうなったわけで。

「きちんとした母親」
「きちんとした家庭」
が子供を必ずしも幸せにするわけではない。


私は子供ちゃんにとって
今は「パパとなかよしのおねえちゃん」で、
もしかしたら、いつかは
「パパの彼女」なんだとわかるときが来るかもしれないけれど、
私が彼とどういう関係であろうと、
彼にとって笑顔の多い時間を過ごすサポートをしてくれた大人であれば
それでいいと思っています。

本当の母親でないからこそ、
できることもあると思いますし。
そもそも子供は人類全体の宝だと思うし
親だけが育てるからいろいろ問題が起こるのだと
常々思ってますので。


こういうことも含めて、
私は自分らしく生きてもいいし、
彼のことを大好きでも隠し事をしてもいいし、
機会があるなら、この私で誰かの親になってもいい

今はそう思えています。

呼吸も気づけば少し普通になっている気がします。
脳に言い続けて、
これが自分のスタンダードになって
いろんな恐怖心が消えていけばいいなと
思っています。

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このメールを書いたのは昨日、気づいたら今日は普通に呼吸ができていた。

先生にメールを書きながら、
自分の意見を自分で再確認して自信が持てたから、
落ち着いたのかもしれない。


昨日の夜、彼にマッサージ系で拘束プレイのあるAVをちらっと見せたら
目が爛々と輝いて、
「ねいちゃんにやったら最高だろうね」
とそれはもう興奮していた。

そしてそのあとはそのまま寝たのに、なぜか眠れなかったらしく、
(興奮してた?)寝ている私のお尻を触ってたら
私のあそこが濡れていたから(記憶にないw)って
夜中にいきなり襲ってきた、w

ほんとにドS。人ってほんとに見かけによらないなあ。

私は学生時代の憧れの先輩とかを除いて、
顔で男性を好きになったことはない。
だって、ほんとにわかんないもん。

Hちゃんだって、この無害そうなひょうひょうとした彼が
こんなにドSなんて誰が思う?w

逆に元ダンナは見かけはドSそうで、あっちも強そうだけど、
Mよりノーマルの中学生みたいな、よく言えば純情男で、
そのくせ性格はうまく扱わないとちょっとめんどくさい頑固なおっさんだったからなー。


まだまだ出会って2ヶ月?にもならない?けど、Hちゃんとは本当に性格も性癖も相性がいい。仕事がまだなのと食に関してはまだ課題ありだけど、それを除けば生活も合う。

彼とは長く楽しい付き合いができるかもしれない。

ま、私のことなので半年後どうなってるか、は、わかんないけどね、w

でも、先生へのメールにも書いたように、どうなるか、を恐れず、チャレンジしたいと思ってる。新しい自分へ。もっと心地よく、幸せに生きられる自分へ。楽しみだな。

明日は彼と子供ちゃんと近所で公園デート。

その後はうちで箱電車ごっこの予定。楽しみだな。

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