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高価な家具は無駄じゃない?父の選択とミニマリストの気づき

私の父は、家具にお金をかけることが少なくない。

ソファやら絨毯やらテーブルやら。

学生時代の私は、家具にお金をかける理由がわかりませんでした。

ソファも絨毯もテーブルも、安く手に入る物はたくさんある。

無駄遣いではないか。

なんて思っていました。

ですが、私が引っ越す際にソファを持って行かされました。

ミニマリストである私としては、ありがた迷惑な話でした。

とはいえ、引っ越してから3年以上が経った今も、ソファを捨てずに使っています。

おかげさまで、ちょっとした仮眠や読書の時には助かっています。

そんな体験を経て、父が高価な家具を買う理由がなんとなくわかったのです。

よくよく考えると、父はなくても困らない物はあまり買っていませんでした。

あくまで生活に必要な物(特に家具)を買っていました。

物に溢れ、情報に溢れ、物欲を刺激されて不要な物を買わされる昨今。

ミニマリストな私でも、物は買います。

その際は、本当に必要か?

なくても困らないか?

とそれなりにシビアに自問してから買うようにしています。

余計な出費を減らすことが可処分所得を増やす秘訣であり、本来使うべきことにお金を使えるのでしょう。

テーブルや食器やタンス(衣類収納)などの家具は、安い物は安く買えます。

その分、耐用年数が短いです。

もちろん、一代で使用する分には困らないと思いますが…。

一方、高級な家具は簡単には買えません。

ヴィンテージの家具でも数万円する物があります。

その代わり、めちゃくちゃ長く使用できます。

それこそ、火災や意図的に破壊しようとしない限り、何世代も使えます。

そう考えると、高価な家具を買っておくことで、子孫がその家具を購入する出費が0円になります。

しかも、品質は当然良いので、機能面で困ることはないでしょう。

ただ、デザインに流行があるでしょうから、”古い=ダサい”という価値観を持つ人間にはその価値がわからないでしょうが。

また、その家具が代々受け継がれていくことで、その家具を見た際に、両親やご先祖様のことを思い出すきっかけにもなります。

もうすぐお盆ですが、日頃、ご両親やご先祖様のことをどれだけ思い出していますか?

私たちは独りでは生きていません。

孤独感に苛まれている時、生きているのが辛いと感じることがあります。

ご両親やご先祖様のことを意識し、様々なご縁とその繋がりを思い出してみてください。

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