見出し画像

転職サイトと転職エージェントどっち使う方が良いのか問題

昨日の記事は大変失礼いたしました。
深く反省はしていますが、そのまま上げたことは…後悔なんてしないっ!

画像2

▲3月のライオンより 泣ける。

だって、10年いや、30年待ち望んだ阪神に舞い降りた本物のホームランバッターの姿が見えたのですよ。そりゃぁあんなことになります。

後悔なんてしちゃダメだっ!

すいません、今回真面目な記事なので、最初だけちょけてます。
仕切り直しで以下、続きを書いていきます。

==========================
今日、たまたま昔の友人から相談を受けたので、
ちょっとだけ真面目に中途転職について書いてみます。

転職というのは人生においての一大決心です。
現在の仕事を辞めて、次の仕事がなかなか決まらなければ、無収入期間が発生してしまいます。これはご家庭がある場合や家賃の支払いがある場合は非常につらい。
(ねじおは初めての転職の時に3ヶ月無職期間が発生してしまい、つらい思いをしました…)

年々、採用方法や求人サイトも増えてどんどん多様化しており、
「何から始めたらいいかわからなくて取り合えず転職サイトに会員登録してみた」みたいな方もよくお見掛けします。

人事担当として転職サイトや転職エージェントに依頼をする側でもあり、元転職コンサルタントでもあるねじおが実態を説明します。

なお、個人的にはそれぞれの「旨味」をしっかり踏まえて使い分ければ良いと考えています。

以下、転職希望者側から見た際の「旨味」をお伝えします。

●転職を支援するサービスには大きく2っの形式がある

①サイト上に多くの求人情報を掲載し、転職活動者が自分で探して応募する「転職サイト」形式
②転職活動者の相談・面談を踏まえてコンサルタントがサポートする「転職エージェント」形式

他にもフリー案件仲介のエージェントや、ビズリーチのようなスカウトサイトもありますが、ざっくり分けるとこの2種類。

まず、「転職サイト」形式について簡単にご説明すると、
有名なところで言えば、

・リクナビNEXT
・マイナビ
・doda
・en転職
・イーキャリア

このあたりでしょうか。

1万件以上の求人情報が掲載され、勤務地や仕事内容、年収などから検索していきます。
検索は自由に行えますが、実際の求人応募には会員登録が必須で、登録後に履歴書や職務経歴書の内容をWeb上で入力します。
その入力された情報を使って、求人応募時に書類選考や面接が行われます。

この入力された情報から求人がオススメされてきたり、企業側からスカウトメールが送られてきます。

なお、CMでおなじみのIndeedなんかはこちらに該当しますが、いろいろなサイトから求人情報を集めて来て掲載している集約サイトの形です。

次に、「転職エージェント」形式
「転職エージェント」形式で有名なところと言えば、

・リクルートキャリア
・マイナビエージェント
・doda
・エン エージェント
・JACリクルートメント

転職サイトの会社が転職エージェントサービスも並行して行っていることが多いです。

各転職エージェントのサイトには転職サイトと同様に求人情報が掲載されています。
一部は会員限定の非公開求人になっていることが多く、会員登録することで閲覧が出来るようになることが大半です。

転職活動者に対して専任のキャリアコンサルタント・キャリアアドバイザーが付き、経歴や本人の希望条件から求人情報を紹介してくれます。
また、応募書類作成のフォローやチェック、面接対策のサポートまで幅広く転職活動のアドバイス、フォローをしてくれます。

●で、どっちがいいの?メリットデメリットは?

それぞれのメリット・デメリットはこんな感じ。

画像1

【転職サイトを使っての転職活動】
掲載されている募集企業に応募をすれば直接人事担当者に応募書類が届くので、選考スピードは早くなります。
Web上で基本的には完結するので、24時間応募が可能で、
エージェントと面談や打ち合わせの日程を待たないと求人に応募できない、なんてこともありません。

ただ、すべての調整を自分で行うことになるので、新卒採用のように一度に多くの企業に応募すると、
面接や試験が重なった時に連絡や日程調整で慌しくなります。

【転職エージェントを使っての転職活動】
「転職希望者の現在のレベルに合った求人」を紹介されることが多いです。
これは中途採用の特性上、即戦力人材や特定の経歴・経験を持った人材を採用するために転職エージェントに依頼をしている、という募集企業側の理由があるためです。

また、転職エージェントはあくまで「転職希望者が内定を得て転職をしてもらうこと」が目的なので、
あまり採用の見込みがない求人に関しては紹介を控えますし、本人の興味や意図と違う求人をプッシュされたりします。この辺りが第3者立場の弊害といえます。

逆に、過去の面接事例を事前に教えてくれたり、担当者が収集した企業の内情を事前に聞けたりと、面接通過率の向上や、転職後のミスマッチを避けられる可能性が高まるという良い点もあります。

●裏話

ネットで「転職サイト」とかで検索した際に出てくる、
「転職サイトランキング」とか「人材会社比較」はだいたいアフィリエイトサイトなので、広告です。

広告費を多く払っているナビ媒体とか、サイト運営者側にバックが多い会社が上位に掲載されています。

最近はこういう転職関係のアフィリエイトサイトも乱立してきていて、情報過多になりつつあるというお話もお聞きしました。(正誤未確認)

採用する会社としては自社サイトからの応募や社員からの紹介などで応募してきてくれる方が、手数料や広告費もかからないので採用しやすいです。

●まとめ

最初に言った通り、人それぞれの状況や考えに合わせて使い分けをするのがオススメです。

ある程度次のキャリアで実現したいことが決まっていて、自分のスキルや経歴が生かせる場合は、転職サイトた直接応募でスピーディに活動をしていく。

初めての転職活動や、自分のキャリアイメージが湧かない場合、こだわりの希望条件がある場合などは転職エージェントにサポートをしてもらう。

自分を試したい方は、まず転職サイトで応募してみて、書類選考の通過率や面接の通過率が良くないようだったら、転職エージェントに頼るという様に、臨機応変に使い分けをしたら良いと思います。

大事なことは、現在の仕事をしながら転職活動の準備をすることだと思います。
退職してから仕事を探すと、万が一転職活動に時間がかかった際に貯蓄を減らしてしまったり、経歴に空白期間が発生してしまうことになります。

特に最近はコロナの懸念が再燃してきていて、業界によっては全体的な募集数が減ったり、選考期間が長引く懸念があります。

まだまだ日本の会社は空白期間を嫌う傾向があるので注意が必要です。

転職を考え始めた方の参考になれば幸いです。

ジュース奢ってくれるんですか!? え!?コーヒーでもいいんですか!? 今から超がんばります。