目標を叶えるための鍵、達成可能な目標の立て方とは?
皆さんは新年に立てた目標を達成できたことがありますでしょうか?
大抵の場合、年末に「今年も達成できなかったなあ」と思い出すのではないでしょうか。
それは皆さんのやる気が無かったとか、意思が弱かったとかではなく
目標の立て方に問題があるかもしれません。
今回は、達成可能な目標を立てるための具体的方法を紹介したいと思います。
【前提知識】目的と目標の違い
目標を立てる前に、事前知識としてこれを知っておく必要があります。
目的は、最終的に成し遂げたいものや目指すべき状態のことを指し
目標は、目的に到達するための道の途中にあるチェックポイントのことです
■例
目的:痩せたい
目標:毎日30分走る
これを理解した上で、目標を立てましょう。
目標を立てるときのポイント
目標を立てるときのポイントはたった3つです。
SMARTな目標であること
目標は細分化すること
自分のコントロール下にある目標であること
それぞれ詳しく紹介していきます。
①SMARTな目標であること
まずは、目標をフレームワークである「SMART」に準じているかどうかが大切です。
SMARTとは、以下の頭文字を取ったものであり
これを満たしていない場合、目標としては不適切です。
Specific:達成、未達成が明確か?
Measurable:達成率や進捗度を数字として測定できるか?
Achievable:達成可能で、現実的か?
Relevant:会社の目標に関係あるか?自分の目的と関係あるか?
TimeBound:期限が明確になっているか?
Specific,Measurable
これらは目標を数字にすることで大抵解決します。
「全く関係ない人に聞いて、達成か未達成かが判断できるような目標」
が理想的な目標です。
Achievable
高い目標は大切ですが、「これは無理でしょ」みたいな目標にしてしまうと
モチベーションを保つことが難しくなるので避けましょう。
Relevant
これは仕事上の目標であれば、
「会社の方針から外れていないこと」が基準になります。
個人的な目標であれば、
「目的と関係していること」が基準になります。
②目標は細分化すること
目標は細分化することが必須です。
半年より長い期間の目標は、まず達成できないと思ったほうが良いでしょう。
目標を忘れてしまったり、期間が長すぎてモチベーションが保ち辛いという問題があるためです。
1日や1週間が期限になるまで細かく分割しましょう。
■例
「半年以内に、体重を10キロ減らす」
↓細分化
「1ヶ月以内に、体重を1.5キロ減らす」
↓細分化
「毎週日曜日、ジムで1時間トレーニングする」
③自分のコントロール下にある目標であること
案外これをやってしまっている人は多いと思いますので、注意してください。
一見すると、期限や数字で目標を立てているので問題ないように見えますが
この目標には「視聴者がチャンネル登録してくれるかどうかは自分でコントロール不可能」という大きな問題があります。
自分でコントロールできない目標にしてしまうと、
自分自身のアクションが曖昧になってしまうため良くありません。
元々このような目標にしないようにするか、
細分化したときに、自分自身のアクションへと変換しましょう。
まとめ
目的と目標の違いを理解する
目標は「SMART」に沿っているかどうかチェックする
目標は期限を細かく分割する
自分がコントロールできる目標にする
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