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2021年読んだ本ベストイレブンを選出してみた!

2021年も終わりに近づいてきた。自分が今年読んだ本の中からベストイレブンを選んでみた。

参加資格のある本は、以下の通りだ。
・活字本、マンガ、雑誌が対象
・自分の読書メーターに登録されている本が対象
・マンガは1作品を1冊とカウントする
・再読本は対象外

この資格を踏まえて12/30現在、僕が2021年に読んだ本は65冊だ。この中からベストイレブンを1位から順に一言コメントを添えて紹介していく。

1位:嫌われた監督(鈴木忠平)

上質なミステリーを読んでいるかのような構成だ。読めば読むほど落合さんのある種不気味なパワーにぐいぐい引き寄せれていく。

2位:大奥(よしながふみ)

ついに完結。すべての巻が最高傑作だ。国宝に指定して欲しいマンガ。

3位:すたすたぐるぐる埼玉編(OWL magazine)

サッカーと埼玉の魅力は再発見できる一冊。サッカー好きもそうでない人にもすすめられる数少ないサッカー本。

4位:すべてはモテるためである(二村ヒトシ)

恋愛本に見せかけた究極の自己啓発本。モテる人もモテない人もみんなにすすめたい一冊。

5位:センゴク権兵衛(宮下英樹)

戦国武将たちの政治劇だけでこれほど読者をひきつける作品があるとは驚きだ。もっともっと評価されてほしい歴史マンガ。

6位:戦略読書日記(楠木建)

こんなにわくわくする書評を読んだのは初めてだ。著者の思考が追体験できる。

7位:マーケターのように生きろ(井上大輔)

何者でもない者に捧げる人生の生き方指南。

8位:働くあなたの経営学(佐々木圭吾)

たとえ下っ端でも経営学の視点を取り込むことで仕事に意味がでたり、充実していくことが分かる。学問って大事。

9位:批評の教室(北村紗衣)

読めばきっとあなたも何か一言書きたくなる。批評したくなる。

10位:スパークする思考(内田和成)

情報過多の世界でいかに情報を思考につなげるか。目からうろこの視点が数々ある。

11位:鎌倉殿と執権北条氏(坂井孝一)

来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の予習にぴったりだ。著者がドラマの時代考証を担当しており、彼の大胆な仮説が物語に採用されているかも。


以上、11冊を選出してみた。2021年はあまり小説が読めず、ランクインもなかった。実用書ばかりではなく物語にも来年は目を向けたらと思う。それでは、良いお年を!

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