遂に発達障害支援センターへと足を運んだ。

 全然眠れないまま施設へと向かった。どんな人が担当かと緊張したが、賢そうで優しい雰囲気の担当者さんだった。話し方も柔らかい感じだった。
 この日のために、母子手帳や小中学校の時の通知書や成績表、いつくかの写真を持って行った。少しでも詳細に僕の子供時代を伝えたかったからだ。小学生、中学生の時の記憶はしばらく思い出してなかったけど、意外と写真とか通知表を見るとなんと無く思い出せるものだ。
思い出せる限り、子供の頃の出来事を伝えようとした。基本的に僕は、会話した内容はほぼ覚えてない。(ブログとか見てると、事細かく覚えている人は凄いなと感心している)変なことや間違ったこと言ってないか不安ではある。たまに言わなくてもいいこと言ってしまうから。
 小中学校の話に加えて、高校時代や大学時代の生活や行動を伝えた。僕は高校以降、一気に性格が暗くなったのかなと感じる。ただ、浪人も経験しているから、浪人時代の追い込みがメンタルにさらに影響したのかもしれない。ただ、浪人時代は人生で一番必死だった気がするが、無理をしたというのもあったのかもしれない。やはり、メンタルにさらに追い込みをかけたのが、大学時代だと断言できる。浪人してヘトヘトになったまま大学に進学したのを覚えている。勉強から開放されたと思っていた。しかし、大学でも普通に授業に出て単位を取る必要があった。大学受験でヘトヘトになってたからさ、大学の授業に馴染めなかったのかもしれない。僕は大学へ行く頻度が減った。そして、暗い部屋の中でスマホをひたすら触る日々を送っていた。友達誰もいない大学生活を過ごした。僕の人生の最も暗黒期と言えるだろう。
 そんなようなことを伝えて、家庭事情や就活事情、今後の方針を話した。2時間以上も話したんだけど、こんなにお話をすると僕も緊張は和らぎ、あれやこれやと話した気がする。変なこと言ってないか不安だが。
 カウンセラーの方も話をしている中で、笑顔を見せてくれて話しやすかった。本当にざっくばらんに僕の人生を振り返ることができた。話している中で忘れていたことを思い出したりするし、カウンセリングは頭の整理をするのには良いなと思う。どことなく、頭の中にあるモヤモヤを吐き出すことによって、少し楽になった気もする。とはいえ、まだまだ緊張状態や対人関係、メンタルの問題や発達障害疑惑のようなものが完全に解消されたわけではないから、今後も解決に向けて色々行動していく必要があると思う。
 このような公的な福祉機関というのはありがたいと感じる。今まで自分との対峙を避けてきたツケが今巡ってきていると思っているが、そのサポートとしてとても支えてくれている。
 今後も自分について詳しく知れるように頑張っていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?