6月のポレポレ俳句部 作品発表
6月13日、ポレポレ俳句部を行いました。
オンラインでの開催もすっかり定着してきた俳句部。顔の見えないオンラインは少しもどかしさもありますが、発言しやすかったり、ログが残ったりするいい面もあります。なにより、離れた土地の方にも参加してもらえることがいちばんのメリットだなと思います。
土地が違えば句も変わり、今回はそのことの面白さを感じられる場となりました。
今回のお題
お題は「生活に根付いた夏の季語を使う」でした。
食べ物の知識、気候などの話から、地貌(ちぼう)季語の話を学びました。
同じモチーフでも、その土地の季節や生活、文化などにより込められる思いが異なります。句とともにそれを実感して、とても興味深い話となりました。
そして、今回初参加の方は自由律俳句を詠まれるということで、今まで参加していた私たちには初めて触れる世界観でした。
自由だけど、それだけに感性むき出しの世界。ちょっと火傷もしそうだけど面白そう…。これからそういう句にもどんどん触れていきたいと思います。
今月の作品
今回詠まれた句を一部紹介します。
お題「生活に根付いた夏の句」
ーーー
茄子漬の少女の如きを手で裂く(松竹梅)
夢の人の呼吸が残るかき氷(のん)
迷い子やハンカチーフも待ちぼうけ(萵苣)
四時蒸して半裸(霧鳴)
ソーダ水分かちて何も云はずゐて(薬夏)
次回の俳句部は7月11日です。
ネフネの「ポレポレ俳句部」は毎月第2土曜日、13:30〜15:30に開催しています。部長は俳人の松本薬夏さん(https://twitter.com/you721)。
現在はdiscordというオンラインツールを使って開催しています。参加希望の方はリンクを送りますのでSNSメッセージやメール等でお知らせください。俳句初心者歓迎です!
のは~る:NEFNEスタッフ。俳句はまったくもって初心者でございます。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?