![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79724393/rectangle_large_type_2_c9c31bf243d395cbd7a31aa36416c687.png?width=1200)
【園芸初心者】自家製ピートモスを作りたい【#2 いざ実践!編】
どうも、ねぇです。
園芸初心者がなぜ
ピートモス作りをやろうと思い立ったか?
・園芸にハマるきっかけの導入編
・ピートモス作りの準備編
で語っていますので、
未読の方はこちらからどうぞ!
役者は揃った、あとは舞台だ
「材料がコケなら家で作れるだろう」
という安直な考えで始まる
自家製ピートモス作り。
まず基本の材料となるコケは
準備編でせっせと分別したコケ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79723254/picture_pc_960fedac9adcbbae618e9a75703bdd20.png?width=1200)
まずは、コケに付着していた土を
水で優しく洗い流します。
![水気を含んだコケ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79723255/picture_pc_e83136678711fe3429e556664748db88.png?width=1200)
そして、
コケが堆積した土壌
を再現するための基礎部分は
赤玉土を使用。
![水切りネットに入った赤玉土](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79724617/picture_pc_df035d17dfae46c47aca2dfb1276d6e8.jpg?width=1200)
花や観葉植物を育てるときに
メインとなる赤玉土ですが、
水を加えると砂塵のようなものが
かなり出てきます。
![赤玉土を水洗いする画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79724628/picture_pc_eb6d94228c9a9acdb1a44ff8e79a865c.png?width=1200)
この赤玉土を洗う作業ですが、
水の中で使うなら必要なかったな
むしろ必要だったな、と
今振り返ると思い悔やまれます。
実は、植物を育てる際に
この砂塵を流さず使用すると
砂塵が土の中の隙間を埋めてしまい、
空気が土に通りにくくなることで
植物の育成が遅くなるのです。
なので私も当たり前のように
土を洗っていたのですが、
そもそも水に浸かった状態で
コケを発酵・分解させて
ピートモスを作るのなら
全く必要の無い作業でした。
完全に骨折り損です。
「ピートモスの素」作り
コケと同量の土が準備ができたら、
いよいよ素材を混ぜ合わせていきます。
それがこちら
![赤玉土と混ざったコケ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79725565/picture_pc_b897048f60b430d8d4a301026ea8cef6.jpg?width=1200)
拡大して見てみると、
思ったよりも土が少ないような…?
![赤玉土と混ざったコケ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79725567/picture_pc_e8bc1faf8334aeffff95fd733d8a9286.jpg?width=1200)
こんなんでピートモスが作れんのか?
と不安になった私は、
腐葉土を少し混ぜてみることにしました。
![腐葉土と赤玉土と混ざったコケ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79723235/picture_pc_804479405fee555ce2dcc0de5c984298.jpg?width=1200)
ピートモスは水辺の湿地帯などで
コケ類・シダ類などが枯れて
堆積した「植物の死骸」を
微生物が分解したものです。
なので、微生物が分解して作る
腐葉土を入れることで、
より土壌環境が良くなって
微生物が定着するのではないかと思います。
![腐葉土と赤玉土と混ざったコケ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79723238/picture_pc_d2c5d67587a17b123aecdfaaf9ce8dd0.jpg?width=1200)
そして、役者たちの舞台となるのはこちら
![虫かご](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79723232/picture_pc_cd42049ee63b80f762bbb49ac51de794.jpg?width=1200)
そうです、小学生がカブトムシや
ザリガニを育てるときに使うような
ザ・虫かごです。
これで土を育てます。
ガラスケースやプランター、
トロ船などの容器で作る事も
一度は考えたのですが、
日当たりを良くすることで
微生物が活発になって
分解も早まるのではないかと思います。
もちろん水温が上がりすぎると
バクテリアもかえって
死滅してしまうので、
日当たり調整には注意が必要ですね。
さあ、こちらに先ほど作った
湿地帯再現土を投入し、
メダカの住むメダカ鉢から
バクテリアを含んだ水と
バクテリアの住んでいる赤玉土をイン!
![湿地帯を再現した虫かご](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79723242/picture_pc_f34caa45fa8a09d218c467f27076f7bc.jpg?width=1200)
どうでしょう、どこから見ても
立派な湿地帯の堆積物の完成です。
池や湖の底のように、
植物が堆積している様子を
再現できたように思えます。
これ以降は
①水の量を調節しながら
コケの腐食を待つ
②あわよくばコケが生き返って
水面から顔を出した部分と
水に沈んだ部分ができる
=湿地帯の再現
の2つが目標になります。
果たして園芸初心者が
ピートモスを自作できるのか?
#3へ続きます。
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