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2019年12月分の通常記事まとめ

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限定公開&有料化された、2019年12月の通常エントリをまとめたマガジン。当月公開のツイキャス過去録画の視聴パスも入ったお得なセットです。公開録画の内容については、月初のエントリ… もっと読む
2019年12月の通常エントリをまとめてあります。当月の通常エントリが全文読める上、ツイキャス過去… もっと詳しく
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記事一覧

計測とゲーム気質

計測とゲーム気質

 昔からそうなのだが、私は物事に「取りかかる」ということが何よりも苦手で、本気を出してやれば15分で終わる作業がどうしてもできなくて、2時間くらいグダグダしているというようなことがよくあった。

 こういうことは、一部クラスタではよく聞く話で珍しいことではないのだが、最近はそれなりに忙しくしている身なので、無為な時間でスケジュールを圧迫するわけにもいかない。ゆえにこのところ様々な策を弄して、「スキ

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注意欠陥と集中力

注意欠陥と集中力

 寓居に移動して周囲を探索しまくり、おまけに筋トレまでキメてしまったせいか疲れてしまい、なんだかめちゃくちゃ寝てしまった。まあ最近は睡眠不足気味だったから、たまにはこうしてたくさん寝る日を作るのもよいかもしれない。

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隙あらば怒りがち

隙あらば怒りがち

 最近は自分のやりたい&やるべきことだけにひたすら時間を使えているせいか、生きていることが普通に楽しい。「呼吸しているだけで常にちょっと楽しい」という状態なのだけど、このレベルで楽しいのは、ポジティブなことをやっているからというだけではなくて、ネガティブなことをしていないからという要因も強いように思う。後者の具体的な例を挙げるならば、むやみにインターネッツの悪い言説を見て、やたらと腹を立てたりする

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ソシャゲとツイッターはよく似ている

ソシャゲとツイッターはよく似ている

 「ソシャゲ離れ」というワードがトレンドに上がっていて、何かと思ったら、この記事が震源のようだった。

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一日の刺激は一種類で

一日の刺激は一種類で

 昔からそうなのだが、私は種類の異なる刺激を一日のうちに複数回受けるということがどうも苦手で、たとえば三時間くらい勉強をしたとして、その後ちょっと(一時間くらい)買い物などのために外出したりすると、直ちに勉強に戻るようなことがなかなかできない。作業を中断することなく一日中やっていられる場合には、六時間でも八時間でも勉強し続けることは可能なので、これはやはり私の脳がマルチタスクを極端に不得手とするせ

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既に我々が2000年前にうんたらかんたら

既に我々が2000年前にうんたらかんたら

 ツイッターのTLを眺めていたら、かつて四阿僧祇百千回くらい語った話題が(私から見ると)周回遅れの取り上げられ方をしていたので、ついついコメントしてしまった。

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「しない」ことをするをしない

「しない」ことをするをしない

 昨夜はスーパーで秋刀魚が安くなっているのを見かけたので、買ってきて焼いて食べるなどした。やはり日本の部屋は魚焼きグリルが標準装備されているのがよい。

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都合のいい魔法戦士

都合のいい魔法戦士

 いよいよ2019年の暮れも押し迫ってきたということで、毎日なんだかんだと買い物に行ったり段取りをしたりと、真人間ぽい作業に追われている日々である。

 このあいだ『進化心理学から考えるホモサピエンス』という本を読んだのだが、そこに「既婚の男性科学者は結婚後しばらくして急速に生産性が低下するが、独身者は引き続き大きな成果を上げるようだ」ということが書いてあった。もちろん進化心理学の本だから、繁殖の

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映画って本当にすごいですね

映画って本当にすごいですね

 沼田和也牧師が映画館の上映後トークイベントに登壇されるというので、ちょっと行ってきた。

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「人間」の力では及ばないこと

「人間」の力では及ばないこと

 先日の沼田牧師との個人的な談話で印象に残っているのは、(これは他でも同様のことを公に語られているので書いてよいと思うが)牧師が、

「自分は様々な重い悩みを抱えた相談者を教会に受け入れているけれども、そうした人々の悩みを『自分がなんとかできる/しなければならない』とは思っていない。もちろん、自分にできることはするけれども、自身の能力を超えたことに関する最終的な結果については、神様にお任せしている

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あなたはその卑しさが好きなんですね

あなたはその卑しさが好きなんですね

 久しぶりの独りキャスで、昨日のエントリの補足的な内容を、少々語ってみるなどした。

(※録画視聴パスは、記事末尾の「おまけ」部分に記載してあります。)

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果敢ない色気

果敢ない色気

 某有名禅寺での修行経験のある方が、「そこの門前町では僧侶たちが托鉢に出ると家の娘を隠すと言われている。もちろん、僧侶たちが娘をかどわかすということではなくて、娘たちのほうが僧侶にどんどん惚れてしまうからである」と言われていて、もちろん事実がどうだかは知らないが、ありそうな話だなあとは思った。

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「いいやつ」だから仕方ない

「いいやつ」だから仕方ない

 まあまあ長いことインターネッツでクダを巻いてきて思うのは、「いいやつ」であって損をすることはあまりないなあということである。
(※もちろん例外はある。面倒だからもういちいち書かないが、これ以降の全ての段落の末尾に、「※もちろん例外はある」を同様に各自脳内で補って読んでほしい。)

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「空気」のようにリベラルで

「空気」のようにリベラルで

 Amazonプライムで無料になっていたので、一部界隈で激推しされている「黒部の太陽」という映画を見はじめた。一九六八年公開の作品なのだが、最初のほうのシーンでおじさんが他人の家の娘と妻に向かって、「ちょっとお酌くらいサービスしてくださいよ。奥さん、こういうことも躾なくちゃ」などと言っており、妻と娘のほうのリアクションも「ウフフ」みたいな感じだったので、まことに時代を感じてしまう。以下の過去エント

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