既に我々が2000年前にうんたらかんたら

　ツイッターのTLを眺めていたら、かつて四阿僧祇百千回くらい語った話題が（私から見ると）周回遅れの取り上げられ方をしていたので、ついついコメントしてしまった。

「マインドフルネスが軍隊にも利用されているからそれは元々仏教ではない」みたいな話は、「そもそもウィパッサナーのような瞑想はそれ自体が人格をよくすることと『直接的には』繋がらない」と昔からずっと言ってきている私からすると、「今更ナニ言ってるんだアホか」としか言いようがない話タピね。

— ニー仏 (@neetbuddhist) December 6, 2019

『仏教思想のゼロポイント』（https://t.co/RDieiBMamU）では理論的・抽象的に、『悟らなくたって、いいじゃないか』（https://t.co/2AAVqjd88K）では実践的・具体的にその問題について詳述していて、とくに後者においては現代の実践者が「自ら価値判断し続ける責任」を手放すべきでないことを強調した

— ニー仏 (@neetbuddhist) December 6, 2019

そして両書でともに述べたのが仏教の瞑想実践に当然伴うべき戒律の意義であって、そのあたりの意識が薄い日本の一部の仏教関係者が今更マインドフルネスの危険性ガーとか言ってるのに対しては、「まずはどの入門書にも書いてある戒定慧の三学から勉強し直してくださいね」としか言いようがないタピね🐨

— ニー仏 (@neetbuddhist) December 6, 2019