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336/365 フリーランスの貯蓄方法を比べてみた


アウトプットマラソン336キロ目です。


昨日自営業の方とお話する中で貯蓄方法の話になり、今後のためにまとめておくと情報提供の際に便利かなと思ったので、書き留めておきます。

貯蓄方法で見ると、自営業の場合、会社員よりも選べる手段が多いです。
目先の税金が少なくできる(節税)効果もあります。


ただ、節税効果についてはあくまで税金がかかるタイミングを将来に先送りしているだけなので、ご注意ください。貯めていたお金の受取時に課税される可能性があります。


自営業の方が使える、貯蓄しながら税金を少なくする方法は大きく3つあります。


①イデコ(個人型確定拠出年金)

②小規模企業共済

③セーフティ共済(倒産防止共済)


加入資格や仕組みの概要についてはリンクをご覧ください。


まず特徴を比較した図です。
どうしても小さくなってしまいます…

比較


以下補足です。


●掛け金について

それぞれ任意の金額で設定できますが、下記の理由から金額設定は注意が必要です。

イデコ→60歳まで引き出せない、掛け金変更は1年に1回

小規模企業共済→20年以内の解約は積立額よりも目減りする

共済解約


セーフティ共済→40か月未満の解約は積立額よりも目減りする

セーフティ解約



●貸付について

制度によって貸付限度額が異なります。


小規模企業共済→貸付理由によって可能金額・利率・返済期間が異なる

利率は、年0.9%か年1.5%のどちらかです。


セーフティ共済→掛金の納付期間によって可能額が異なる

小規模企業共済とは違って、1年一括返済になるので注意です。


●その他

セーフティ共済→

・事業開始1年経過していないといけない

・取引先の倒産などにより共済金が支払われる場合は、共済金の10分の1が払い込んだ掛金から控除される(1000万が支払われたら100万引かれる)


念のため、HPで見つけにくい約款のURLも貼っておきます。

小規模企業共済 約款

セーフティ共済 約款


貴重なお時間を使って読んで頂き、ありがとうございます!こんな情報をまとめてほしいなど、ご意見・ご要望ございましたら、アドバイス頂けるとうれしいです。よろしくお願い致します!