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ロゴのアイソレーションってなんで守るの?

こんにちは、NEのデザイナーひとみです。
この記事はNE Advent Calendar 2023のカレンダー1枚目24日目の記事です。
メリークリスマス🎄


ロゴのアイソレーション、デザイナーからすると「守るもんでしょ」と思っちゃいますが、なぜその必要があるかの言語化があまりされてないなと感じたので記事にしました。
デザイナー以外にもぜひ読んでいただきたいです。


アイソレーションとは

ロゴの周りに設ける一定の余白です。
ロゴが表すブランド、サービスがいつも同じように見えるためのアイソレーション(余白)です。
ロゴができてガイドラインも作られる、というときに定義されます。これを作るのはデザイナーの役目です。

なぜ守るのか

審美性

大部分はこれに尽きると思います。

例えば、玄関の表札に目いっぱい名前が書かれているものと、一定の余白がある中に名前が書かれているの。どちらの方がキレイに見えるかというと、後者のはずです。前者は計画性なさそうとか、せっかちな人かなと思ってしまいます。

これは無意識的な領域で説明も難しいです。売上に直接関わるんですか?と言われるとむむむとなります。
でも似たようなロゴ、似たような商品があるとき、ぐちゃぐちゃなものより、美的で気分が上がりそうな方を選ぶはず。
であれば、普段から美的で気分が上がるような使い方を習慣づけるのが建設的です。

大切にしているというプロセス

大切にロゴを扱うという習慣が、そのブランドやサービスも大切に感じさせてくれるのではないかなと思います。テキトーに扱うとブランドもそのようになってしまうというか。側から見てその程度のものなんだ、と捉えられかねません。
雑な扱い方を他の人が見て「テキトーでいいんだ!」となると困ります。だからお手本にもなってほしい。そして普段の接し方で、価値観も変わってくる。

卵が先か鶏が先かという話で、ブランドが好きだから大切に扱うというんだよ!という気持ちもわかります。そんな時は視点を変えて、ロゴとガイドラインを定義した人のことを思い浮かべてください。

リスペクト

アイソレーションを守ることが、それを定義した人へのリスペクトにもつながると考えています。
その人は大切に、適切に使ってもらえるように定義したはずです。
仕事で作ったものでしょとか関係なく、作った人、成果にリスペクトを持っていただきたいです。

終わりに

ロゴを使用した制作物を手がける際は、アイソレーションも含んだデータを扱うことをお勧めします。アイソレーションどれくらいだっけ、とか、毎度余白確保する手間も省けて美しい成果物になる!一石二鳥!


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